ハラミはどこの部位?牛・鳥・豚で違う?カロリーや食べ方・レシピのおすすめも紹介!
ハラミはどこの部位か知っていますか?今回は、〈牛・豚・鶏〉でのハラミの部位や味・食感など特徴も紹介します。焼き肉の部位でも人気のハラミの栄養価・カロリーや美味しい食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ハラミとサガリの違いはある?
ハラミとサガリは呼び方が違うだけで同じなのでしょうか?同じなら共通点は何なのでしょうか?ハラミとサガリの違いはあるのか紹介します。
ハラミとサガリは横隔膜付近の肉であることは共通している
ハラミとサガリは同じ横隔膜付近の肉です。牛の横隔膜の背中側の薄い部分はハラミと呼ばれ、サガリは横隔膜の下、肋骨側の厚い筋肉部分を言います。北海道や東北では東京でハラミと呼ばれていてもサガリと呼ばれるそうです。背中側の部分をハラミという地域もりますが関東では中心部もハラミと呼びます。この様に地域によって呼び名が様々です。
(*ハラミとサガリの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ハラミとカルビとの違いは?
ハラミとカルビは味は良く似ていますが違いはどうなんでしょうか?部位の違いですがハラミは横隔膜の筋肉のホルモンですが、カルビはあばら骨周辺のお肉です。100gあたりのカロリーはハラミは350~400kcalですが、カルビは500kcalとハラミの方がヘルシーでしょう。また1頭の牛から取れる量はハラミは3kgですがカルビは40~50kgとハラミの方が希少部位です。
味は似ていても比較すると違いが良く分かります。カロリーを気にする人はハラミがおすすめと言えるでしょう。
(*ハラミとカルビの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ハラミの栄養価やカロリーは?
美味しくてヘルシーと言われるハラミですが、栄養価やカロリーを知ることでよりハラミの魅力を知ることが出来るでしょう。ハラミの栄養価やカロリーを紹介します。
ハラミの栄養価
ハラミの100gあたりの栄養素は次の通りです。
【栄養素】
・脂質12g
・ナトリウム75mg
・カリウム289mg
・タンパク質26g
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。
ハラミに含まれる脂質はオレイン酸が多く含まれますが、オレイン酸は酸化しにくいことで有名で、悪玉コレステロールだけを減らす効果があり生活習慣病の優れた予防効果があります。
また、タンパク質も豊富で、筋肉をはじめとする体のあらゆる部位の構成要素となります。赤身の動物性たんぱく質は抵抗力を高める働きがあるので、ウイルスの侵入を防ぐことで風邪予防になるでしょう。カリウムは塩分や水分などの老廃物を排出するのでむくみの解消効果もあります。
ハラミのカロリーや糖質・脂質
100gあたり | カロリー | 糖質 | 脂質 |
豚ハラミ | 329kcal | 0.28g | -g |
鶏ハラミ | 121kcal | 0.99g | 2.75g |
牛ハラミ | 344kcal | 0.3g | 30.4g |
牛ロース | 240kcal | 0.1g | 17.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
豚ハラミの脂質は公表されていません。豚ハラミは一般化されていないからのようです。仮にカロリーが386kcalの豚バラだと脂質は34.6gなので参考にしてください。ハラミの中で一番カロリーがと脂質が低いのは鶏ハラミなのでダイエットしてるなら鶏ハラミがおすすめです。牛ロースと牛ハラミではカロリー・糖質・脂質共にロースの方がヘルシーと言えるでしょう。