ししとうの種は食べれる?黒・茶に変色してる場合は?取り方や栄養素なども紹介!
【管理栄養士監修】ししとうの種が食べられるか知っていますか?実はししとうの種には栄養が豊富に含まれています。今回は、ししとうの種が黒・茶に変色している場合や辛さとの関係性など紹介します。また、種の取り方に加え、賞味期限の見分け方なども紹介するので、参考にしてください。
目次
竹本友里恵
管理栄養士
ししとうに含まれるカプサイシンは、代謝を上げて体を温める効果があります。体が温められると血管が拡張し、血行促進や冷え性の改善にも繋がるため、女性は積極的に接種するようにしましょう。ただし、食べ過ぎは消化器を傷つけたり、味覚が麻痺する恐れがあるので、気をつけてください。
(*ししとうの辛い理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ししとうの種の取り方は?
ししとうの種はできれば食べてもらいたい部分なのですが、食感が気になるもしくは食べたくないといった方のためにししとうの種の取り方を説明します。
1.ししとうのヘタの部分を切り落とす
2.ししとうの実の上部につまようじを突き刺し、一周させます。
3.つまようじを抜いたら実を揉む
4.つまようじで空いた穴を下に向けて、上部分を叩いたり振ったりして種を落とす
実を揉む時に種を身から離すように意識することがポイントです。案外簡単に取れますので、試してみてください。
ししとうの賞味期限の見分け方は?
ししとうの賞味期限は4.5日と言われています。ししとうの種が黒かったり、茶色かったりする場合、鮮度が落ちてきていると説明しました。それでは、どんなししとうは食べれて、どんなししとうは食べることができないのか、その賞味期限の見極め方法を紹介します。
鮮度が劣化している場合の特徴
ししとうの鮮度劣化はヘタや種の変色から始まります。その後のししとうの実の変化は以下の通りです。
・全体にハリがなくなる
・表面が硬い
ヘタや種が変色したり、上記のような状態のししとうはまだギリギリ賞味期限内ですので、早く食べてしまってください。鮮度が落ちたししとうは辛さが出ている場合もありますので、注意しましょう。
腐っている場合の特徴
鮮度劣化がさらに進み、腐ってしまって賞味期限が切れたししとうの特徴についてです。
・実がクタクタになっている
・黒っぽく変色している
・カビが生える
・糸を引く
・異臭がする
このような状態のししとうは完全に賞味期限切れです。すぐに廃棄してください。常温で保存すると劣化するスピードも早いので、ビニール袋に入れてから冷蔵庫で保存するようにしてください。
新鮮なししとうを選ぶポイント
ししとうを購入するなら新鮮なものを選びたいと考える人は多いでしょう。どんなししとうが鮮度が良いものなのかについて紹介します。
①皮にハリ・ツヤがある
ししとうも他の野菜と同様、収穫してから鮮度の劣化は始まります。水分を補給をできないので、だんだんと乾燥していきます。よって、収穫したばかりのししとうにはまだ水分が行き渡っているので、ハリがあります。そして表面にツヤがあって、綺麗な緑色をしているのも新鮮な証拠です。
②ヘタの切り口が瑞々しい
収穫したばかりのししとうのヘタは、切ったばかりなので切り口が瑞々しい状態です。逆に収穫してから時間が経ったししとうは切り口の乾燥が進み、ヘタが変色してきます。