ブロッコリーの保存方法・期間とは?冷凍・冷蔵で長持ちさせるコツを紹介!
【野菜ソムリエ監修】ブロッコリーが余った場合、正しく保存できていますか?今回は、ブロッコリー(生・茹で)の冷蔵・冷凍別の保存方法・期間の目安や、葉・茎など部位別の保存の仕方なども紹介します。解凍のコツや新鮮&腐っているブロッコリーの特徴も紹介するので参考にしてください。
目次
- ブロッコリーの長持ちする保存方法は?
- ブロッコリーは常温保存より冷凍・冷蔵での保存がおすすめ
- ブロッコリーを冷蔵保存する方法・期間
- そのまま生で冷蔵保存する方法・手順
- 下茹でして冷蔵保存する方法・手順
- 保存期間・賞味期限の目安
- ブロッコリー(生)を冷凍保存する方法・期間
- そのまま生で保存するメリット
- 保存方法・手順
- 保存期間・賞味期限の目安
- ブロッコリー(茹で)を冷凍保存する方法・期間
- 茹でて保存するメリット
- ①お湯で茹でて冷凍保存する方法・手順
- ②レンジで茹でて冷凍保存する方法・手順
- 保存期間・賞味期限の目安
- 冷凍ブロッコリーを解凍する方法は?
- ①凍った状態で調理する
- ②湯通しして解凍する
- ③電子レンジで解凍する
- ブロッコリーの部位別の保存方法
- ブロッコリーの茎を冷蔵保存する方法・期間
- ブロッコリーの茎を冷凍保存する方法・期間
- ブロッコリーの葉の保存方法・期間
- 新鮮なブロッコリーの見分け方は?
- ①葉が瑞々しい
- ②房が密集し丸くなっている
- ③茎が詰まっておりスがない
- ブロッコリーを保存せず食べた方がいい場合とは?
- ①ブロッコリーが腐っている
- ②ブロッコリーが黄色・茶色に変色している
- ブロッコリーの正しい保存方法・期間を知ろう
そのまま生で保存するメリット
そのまま生のブロッコリーを冷凍保存するメリットは、ブロッコリー特有の食感が長持ちすることです。その他にも熱を加えないため、熱に弱く、水に流れやすい栄養素(ビタミンやミネラルなど)が抜けにくいといった利点があります。
保存方法・手順
ブロッコリーを生のまま冷凍保存する方法を紹介します。
1.ブロッコリーを包丁で切り、小房にわける。
2.ひとつひとつラップで包む。
3.ビニール袋や保存袋に入れ、冷凍庫に入れる。
ブロッコリーをラップをした状態でさらに袋に入れることで、冷凍焼けを防ぎ、美味しさを長持ちさせることができます。
保存期間・賞味期限の目安
生のブロッコリーを冷凍保存した場合は、1か月程度が保存の目安です。冷蔵保存の場合は2~3日程度でしたので、冷凍保存をしたほうが、より長持ちします。変色もしにくくなるので、ブロッコリーそのものの味や食感も長い期間保つことができます。
ブロッコリー(茹で)を冷凍保存する方法・期間
生のブロッコリーを冷凍する他に、茹でたブロッコリーやレンジで加熱したブロッコリーも冷凍保存が可能です。茹でたブロッコリーを冷凍保存するときのメリットと方法に加え、期間についても紹介します。
茹でて保存するメリット
ブロッコリーを茹でて冷凍保存することで、使いたいときにすぐ使うことができます。早く火が通り、味も染みこみやすくなるため、調理時間の短縮になります。また、ブロッコリーの花蕾が崩れてしまうのを防ぎ、見た目の美味しさも長持ちさせることもできます。
①お湯で茹でて冷凍保存する方法・手順
お湯で茹でてから冷凍で保存する方法・手順は以下の通りです。
1.ブロッコリーを小房に切り分ける。
2.塩を加えた熱湯(水1.5Lに対し塩大さじ1が目安)で、ブロッコリーを固めに茹でる。
3. 茹で上がったらザルにあげ、粗熱を取る。
4.しっかりと水気をきり、保存袋などにブロッコリーが重ならないように並べる。
5.袋の空気を抜いて、冷凍庫に入れる。
冷凍保存して解凍する際に柔らかくなってしまうので、最初から柔らかく茹でてしまうと食感が台無しになってしまいます。少し固めに茹でるのがポイントです。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
生だけでなく、茹でたブロッコリーも小房ごとにラップでくるんでから保存袋に入れて冷凍すると、ブロッコリーに霜がついてしまうのを予防できます。
②レンジで茹でて冷凍保存する方法・手順
さっとお湯で茹でる方法もおすすめですが、もっと楽に加熱したいとういう時には、レンジを使って加熱する方法があります。
1.ブロッコリーを小房に分ける。
2.耐熱皿に移し、大さじ1~2の水をかけてラップをする。
3.レンジ600Wで1分間加熱する。
4.しっかりと水気をきり、保存袋などにブロッコリーが重ならないように並べる。
5.袋の空気を抜いて、冷凍庫に入れる。
レンジで加熱する方法は、水分を飛ばしてしまうので、茹でる方法よりも少しパサついてしまう可能性があります。レンジで加熱するときに、水分を加えるのを忘れずに行ってください。
保存期間・賞味期限の目安
ブロッコリーをお湯で茹でてから冷凍保存した場合の保存期間は、おおよそ1か月が目安となります。レンジで加熱して冷凍保存した場合も同様の期間を目安にしてください。
茹でたりレンジ加熱をしたほうが、生のまま冷凍保存するより、美味しく食べられる期間を長持ちさせることができます。しかし、冷凍焼けする可能性もあるので、次の日食べることが確実なのであれば冷蔵庫で保存するといいでしょう。
(*ブロッコリーの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)