たけのこは冷凍保存できる？日持ち期間は？スカスカ・失敗を防止するコツも紹介！
【野菜ソムリエ監修】たけのこは冷凍保存できるか知っていますか？今回は、たけのこの冷凍での保存方法・ポイントや、保存期間の目安に加えて解凍方法を紹介します。たけのこの賞味期限切れの見分け方や、冷凍たけのこの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
（このページにはPRリンクが含まれています）目次
- たけのこは冷凍保存できる？
- たけのこは冷凍保存で日持ちする
- 生たけのこは冷凍する前にアク抜きをする必要がある
- たけのこの冷凍保存のコツは？失敗・スカスカは防止する方法！
- ①小分けして冷凍保存する
- ②空気に触れないようにする
- ③急速冷凍する
- ④薄くカットする
- ⑤水分が蒸発しないようにする
- たけのこを冷凍で保存する方法は？期間は？
- ①たけのこを砂糖を使って冷凍保存する方法
- ②たけのこをだし汁を使って冷凍保存する方法
- たけのこの冷凍保存での賞味期限・保存期間
- 冷凍たけのこの解凍方法・使い方は？
- ①冷蔵で自然解凍する
- ②電子レンジを使って解凍する
- ③鍋を使って解凍する
- たけのこの賞味期限切れの見分け方は？
- 賞味期限が切れたたけのこの特徴
- 冷凍たけのこを使ったお弁当のおかず向きのレシピ
- ①たけのこご飯
- ②おつまみメンマ
- ③冷凍たけのことえんどう豆の煮物
- ④たけのこ餃子
- ⑤筑前煮
- ⑥麻婆たけのこ
- たけのこは冷凍保存がおすすめ
たけのこは冷凍保存できる？
たけのこは旬の時期が短いですが、使える料理が多いので、長期保存できるにこしたことはありません。ここでは、たけのこは冷凍保存できるかどうかについて説明します。
たけのこは冷凍保存で日持ちする
たけのこは冷凍保存することができ、賞味期限も日持ちする期間も延ばすことができます。ただし、旬のたけのこは時間の経過と共に風味が落ちていくため、できるだけ早く正しい方法で冷凍保存することが必要です。
（＊たけのこが冷凍でまずい・スカスカになる場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）
生たけのこは冷凍する前にアク抜きをする必要がある
たけのこは冷凍保存する前に、アク抜きをする必要があります。たけのこのアク抜きの方法は、以下の通りです。
①たけのこをキレイに水洗いしてから、穂先を切り落とす
②たけのこの皮に、縦に切れ目を入れる
③鍋にたけのこと、それがかぶるくらいの水、米ぬかと唐辛子を入れる
④鍋を火にかけ、落し蓋をして強火にする
⑤煮立ったら弱火にして、そのまま1時間ほど煮る
⑥時々鍋のたけのこを返しながら煮る
⑦たけのこの一番太い部分に竹串を刺し、スッと通ったら火を止める
⑧そのまま冷めるまで置いておく
上記の手順で、冷凍前にしっかりアク抜きしたたけのこの水煮をつくるのがポイントです。たけのこ2～3本を茹でる場合は米ぬかを1カップ、唐辛子は2～3本入れるとよいでしょう。また、たけのこのアク抜き中に茹で汁が少なくなった際には水を足してください。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
米ぬかが手に入らない場合は、お米のとぎ汁を活用してアク抜きをすることもできます。無洗米ではないお米を用意し、たけのこにかぶるくらい（2～3回分ほど）のとぎ汁をお鍋に入れてお好みで唐辛子も加え煮てください。
（＊米ぬか以外を使ったたけのこのアク抜き方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）
たけのこの冷凍保存のコツは？失敗・スカスカは防止する方法！
たけのこに限らず、食材の中には冷凍保存したことで中身がスカスカになり、食感が変わるものが少なくありません。ここでは、たけのこの冷凍保存のコツと、失敗やスカスカを防止できるのかについて説明します。
①小分けして冷凍保存する
たけのこを冷凍保存する際には、1回に使う分量ごとにわけて保存容器に入れるようにしましょう。食材には水分が含まれていますが、冷凍の過程で水分が氷の結晶になって細胞壁を壊し、食感を変えてしまいます。多めに冷凍保存すると一度解凍したものを再冷凍することになり、細胞壁の破壊がくり返されることで風味や食感が悪くなります。
再冷凍を防ぐためにも、ラップや保存袋などを活用して小分けしておきましょう。
②空気に触れないようにする
たけのこを冷凍保存する際には、ジッパー付きの保存袋に入れて、十分に空気を抜いてから冷凍庫にしまいましょう。ジッパー付き保存袋の中に空気が残っていると、乾燥や酸化によって冷凍焼けが起こり、味も食感も劣化してしまいます。そうした事態を避けるためにも、冷凍庫に入れる前に保存袋の中の空気を抜くなどの工夫をすることをおすすめします。