クスクスとは?味・原料やキヌアとの違いは?地域別の食べ方やレシピのおすすめも紹介!
クスクスとはどんな食べ物か知っていますか?キヌアと似ていますが違うのでしょうか?今回は、クスクスの語源や地域別の食べ方に加えて、栄養素や効果・効能も紹介します。クスクスのカロリーや活用レシピについても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③ヨーロッパ
フランスなどのヨーロッパでは、クスクスを肉料理や煮込み料理の付け合せに使ったり、サラダとして食べることもあります。そのなかでも、トマトやキュウリなどの野菜とクスクスをシンプルな味付けで和えたタブレと呼ばれるサラダが人気です。タブレはフランスにおいて日常的に食べられており、フランスの惣菜店でもよく販売されています。
④南米
ブラジルなどの南米地域で食べられているクスクスはクスクズと呼ばれ、従来のクスクスとは異なりキャッサバ芋やとうもろこしを原料に作られています。煮込み料理の付け合せのほか、炊き込みご飯やココナッツミルクをかけたデザートとしても食べられています。
⑤日本
日本でもクスクスは栄養価が高いスーパーフードとして注目を集め、現在では輸入食品店などで手に入る身近な食材となりました。日本では、ヨーロッパのタブレを和風の味付けにアレンジしたサラダや、ひじきの煮物に加えて調理されることもあります。
クスクスのカロリーや栄養素は?
クスクスは小麦粉を原料としているためカロリーや糖質量が高いイメージがありますが、実際はどの程度なのでしょか。ここからは、クスクスのカロリーおよび糖質量のほか、栄養価について解説します。
クスクスのカロリー・糖質
100gあたり | カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量を占める割合 |
クスクス | 266kcal | 86.13g | 12% |
白ご飯 | 168kcal | 35.6g | 8% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
100gあたりのクスクスと白ご飯の栄養かを比べてみると、カロリー・糖質量ともに白ご飯よりもクスクスのほうが高く、カロリーは100kcal、糖質量は50gもの差があります。また、100gあたりのクスクスのカロリーは、白ご飯1膳分(約160g)のカロリーと同じくらいです。
そのため、クスクスを食べ過ぎると太る原因となりますので、注意してください。
クスクスの栄養価・効能
クスクスに含まれる主な栄養価は、以下の通りです。
・食物繊維
・ビタミンB
・カルシウム
・マグネシウム
クスクスには白米の7倍もの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整えて基礎代謝を高め、脂肪を燃焼する働きがあります。また、ビタミンBは新陳代謝や免疫力を向上させ、疲労回復や肌荒れ防止にも効果的です。
そのほかにも、歯や骨を強化するだけでなく自律神経を整えて精神を安定させる作用があるカルシウムや、血液の流れを良くするマグネシウムは働きが含まれており、さまざまな効果を期待できます。
クスクスを使ったレシピのおすすめ
クスクスはパスタの一種ですが、パスタのようにソースと絡めるだけでなくサラダやリゾットなどの料理にも使えます。ここからは、クスクスを使ったおすすめのレシピを6つ紹介します。
①クスクスのタブレサラダ
フランスで人気のクスクスのサラダです。野菜とクスクスを塩やレモン汁、オリーブオイルのシンプルな味付けで和えて爽やかな風味に仕上げています。色々な種類の野菜を使ってアレンジも楽しめます。