パイタンスープとは？豚骨との違いは原料？作り方やアレンジレシピを紹介！

鶏パイタンスープを鍋やラーメンで食べたことがある人も多いはずです。しかし、具体的にはどのようなものなのかわからない方も多いのではないでしょうか。

パイタンスープとは鶏ガラなどの材料を数時間煮込んで作ったスープのことです。白濁していますが、日本の豚骨スープとは違い、鶏の脂やコラーゲン由来のとろみがあるのもパイタンスープの特徴です。

パイタンスープと名前がついていますが、基本は他の料理のだし汁として使われていて、パイタンスープだけを飲むことは少なく、魚介類のダシと混ぜて使うことも多いです。おいしさ以外にもコラーゲンが豊富だったり低カロリーなところもパイタンスープが人気の理由です。

パイタンスープの元は中国語で、漢字表記では白湯と書き、意味は白いスープになります。ただ、日本人にはパイタンだけではスープや汁物と伝わらなかったので、意味が重複してしまいますが、パイタンスープとつけられたのです。

日本ではパイタンスープというと鶏が主流ですが、中国では白いスープ全般を言うので、豚や羊を材料にしたパイタンスープもあります。日本と同様に中国でもパイタンスープは餃子やラーメンのスープとして食べられています。

和食の出汁と同様に、特に主張はしなくても素材の旨みを引き出してくれるパイタンスープは、多くの人が口にしたことも多いでしょう。既に馴染みのあるパイタンスープですが、ここでは改めてパイタンスープの味について紹介します。

自分で鶏パイタンスープを作ってみたいと思う方もいるかもれませんが、家庭で作ることができます。本格的なものは鶏足などを使いますが、ここでは家庭でも簡単に作れるパイタンスープのレシピを紹介します。

圧力鍋に鶏ガラ、半分に切った玉ねぎ、水900㏄、鮭を入れ、強火にして加熱します。蒸気が出たら中火にして30分煮込みます。蒸気がなくなったら、玉ねぎと鶏ガラを取り出し、和風出汁と胡麻ペースト、塩を入れ味を調えて完成です。出来上がった鶏パイタンスープは鍋やラーメンに使うことができます。

詳しい作り方・手順は下記に紹介しています。