大根の種類は?品種別の特徴やおでん・漬物など料理別の選び方も紹介!
【管理栄養士監修】大根にはどんな種類があるか知っていますか?今回は、大根の種類・品種別の特徴や〈おでん〉〈漬物〉〈生食〉など料理別におすすめの品種を紹介します。大根の選び方や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
おでんや煮物は長時間煮込むので、繊維が緻密で煮崩れしにくい大根を選びましょう。また、三太郎大根のように葉の部分から先の方まで大きさが同じものを選ぶと、桂剥きがしやすく大きさもそろうので火の通りが均一になります。聖護院大根や桜島大根もおすすめです。
漬物・たくあんにおすすめな品種
たくあんや漬物などは白いものは細くて長い品種を選びましょう。青首大根のような万能に使える品種もいいですが、練馬大根や守口大根がよく漬物用として生産されています。紫大根も見た目が鮮やかで美しいのでおすすめです。こちらは主に酢漬けとして使います。
生食・サラダにおすすめな品種
生食と言っても、サラダには甘みが強く、みずみずしい品種を使います。青首大根を使う場合は葉に近い場所を使いましょう。大型の大根以外にも二十日大根のような小型の大根は見た目もかわいらしく、そのままサラダにもしやすいですよ。
大根おろしのような薬味として使う場合は辛味大根や夏に採れた大根を使います。大根の旬は冬ですが、東北や北海道などの寒冷地では夏でも大根が採れるので出荷されます。大根おろしを冷たいそばとの相性も抜群です。
いしいひとみ
管理栄養士
二十日大根はラディッシュとも言われますが、雪が降らない地域で日当たりがよければベランダ等でも簡単に栽培ができます♬ 彩りに活用するとサラダが華やかになりますね(^^)♡
大根の選び方のポイントは?
お店でだいこんを購入する場合、どのようなところをチェックして購入すれば良いでしょうか。新鮮な大根は以下の部分に気をつけると見分けられます。
大根の根での選び方
大根の根の部分の選び方は以下のようになります。
・まっすぐに伸びている
・丸みがある
・ひげ根が少ない
・つやがある
つやがなくしわが寄っているものは時間が経っています。また、黒ずんでいるものは、すが入っていて中が空洞になっています。味も落ちるので選ぶのはやめましょう。
大根の葉での選び方
葉付きの大根を見かけたらぜひ購入しましょう。葉にも栄養が豊富に含まれていて、炒めものやふりかけなどにして食べるとおいしいですよ。大根の葉でも、鮮度を見分けられます。
・緑が濃い
・みずみずしい
・芽が出ていない
芽が伸びているものは芽の方に栄養が行ってしまうため、大根の味も落ちます。黄色く変色している場合も避けましょう。葉付きの大根を購入したら、葉に栄養が行ってしまうのを防ぐために早い段階で切り落として、別々に保存します。
いしいひとみ
管理栄養士
捨ててしまいがちな大根の葉は緑黄色野菜に分類されるほど栄養素が豊富です!! 不足しがちなカルシウムやビタミン類を含み、胃腸の調子を整えたり、美肌効果が期待できると言われています⸜( ´ ꒳ ` )⸝
大根の食べ方・レシピのおすすめ
おすすめの大根のレシピを紹介します。一本買うことでいくつもの料理が作れる使い回しに優秀な大根ですから、ぜひレパートリーを増やしたいところです。
①ふろふき大根
シンプルな大根の煮物のふろふき大根は、あっさりした大根に味噌の濃い味が良く合います。こちらのレシピでは肉味噌をのせていますが、田楽味噌やゆず味噌などもおすすめです。