大根の種類は?品種別の特徴やおでん・漬物など料理別の選び方も紹介!
【管理栄養士監修】大根にはどんな種類があるか知っていますか?今回は、大根の種類・品種別の特徴や〈おでん〉〈漬物〉〈生食〉など料理別におすすめの品種を紹介します。大根の選び方や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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大根の種類とその特徴は?
大根は様々な種類があり、色や形も違います。スーパーで見かけるものから、産地に行かないと食べられないような珍しいものまで、8種類の大根を紹介します。
いしいひとみ
管理栄養士
大根は日本書紀にも記されているほど日本では古くから食されていた食材で地域ごとに100種類以上もあるんだそうです✧︎*。
①聖護院大根
京野菜の1つの大根で、長さが短く、カブのような形の品種です。大きさは大型の物で4㎏にもなり、甘みが強いのが特徴です。旬は10月から2月ごろになります。
(*聖護院大根について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②青首大根
大根と言えばこの形と言えるほど、メジャーな種類の大根で、現在では生産の9割がこの青首大根です。地上からせりあがるように育つので、葉に近い部分は緑色をしています。葉に近いほど甘みが強く、先の方は辛味が強くなります。通年通して生産されています。
(*青首大根について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
③桜島大根
カブのような形したとても大きな品種で、平均的には6㎏ですが、大きなものは30㎏にもなります。12月から2月が旬で、火山灰質の土を使い、作るのにはとても手間がかかるようです。繊維が少なくきめが細かいうえ、甘みが強いのが特徴です。
④辛味大根
辛味大根は総称の1つですが、いろいろな種類があります。色は赤や白など様々で、大根おろしにしてそばの薬味として使います。さわやかな辛みが特徴で、辛みの成分は他の大根と比べて2倍ですが甘みは少ないのが特徴です。旬は11月から12月と短期間です。