マカロンとは?歴史や名前の意味・語源は?味・食感のほか作り方も紹介!
マカロンとはどんなお菓子か知っていますか?今回は、マカロンの発祥地や名前の意味に加えて、現在のマカロンの起源や味・食感・香りの特徴のほか、地域別の種類なども紹介します。マカロンとマコロンの違いや、作り方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
マカロンには様々な種類があり、地域によって姿形が違うと言われています。地域ごとの名前や特徴を解説するので、参考にしてみてください。
①マカロン・パリジャン
二枚の焼き菓子にクリームなどを挟んだ形状のマカロンを、マカロン・パリジャンといい、日本のマカロンはこのマカロン・パリジャンのことを主に指してます。色がカラフルで表面が滑らかなマカロンは、比較的最近フランスのパリで誕生したもので、それが現代のマカロンに繋がると言われています
②マカロン・ダミアン
北フランスのピカルディー地方アミアンで作られるマカロンはマカロン・ダミアンと呼ばれ、日本で見るマカロンとはかけ離れた形状をしています。作り方もマカロン・パリジャンとは違い、生地にはちみつを加えて棒状にしたものを切って焼き上げていて、硬くねっとりとした食感が楽しめるお菓子です。
③マカロン・ド・モンモリオン
ポワトゥー地方のモンモリオンで伝わるマカロンは、マカロン・ド・モンモリオンと呼ばれ、マカロン・パリジャンよりも卵白、砂糖がやや多めに使われているのが特徴です。しっかりと水分を飛ばしてから口金で絞って焼くため、クッキーのような形ですが、食感はマカロン・パリジャンによく似ています。
④マカロン・ド・サンテミリオン
サンテミリオンは、ボルドーワインの産地として有名な世界遺産に指定されている村です。このサンテミリオン発祥のマカロンをマカロン・ド・サンテミリオンといい、サクサクとした食感で表面に亀裂が入っているのが特徴です。
⑤マカロン・ド・ナンシー
ロレーヌ地方ナンシーのマカロンは、マカロン・ド・ナンシーと呼ばれ、砂糖を煮詰めたものに他の材料を混ぜ合わせて作るのが特徴です。表面は亀裂があり、クッキーのような見た目をしています。日本に最初に持ち込まれたのがこのマカロン・ド・ナンシーで、マコロンの原型となったお菓子です。
マカロンの基本的な作り方は?
マカロンは繊細で作るのが難しいいお菓子ですが、一つ一つの工程をしっかり行うことで上手く作ることができます。マカロンの基本の作り方を紹介するので、参考にして作ってみてください。