沖縄菓子「ちんすこう」とは?名前の意味・由来は?作り方・レシピも紹介!
ちんすこうとはどんなお菓子か知っていますか?ちんすこうは沖縄の定番土産の一つですが、今回は、ちんすこうの起源や名前の意味・由来に加えて、味・食感や作り方を紹介します。ちんすこうの形がギザギザの理由や、人気商品についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ちんすこうとは?どんなお菓子?
- ちんすこうは沖縄伝統のお菓子
- 「ちんすこう」の名前の意味・由来
- ちんすこうの味・食感は?まずい?
- ちんすこう(1袋)のカロリー・糖質
- ちんすこうの型・形がギザギザの理由は?
- ちんすこうは戦後に現在の形になった
- ちんすこうとクッキーの違いとは?
- ちんすこうとクッキーは使う材料のバター・ラードに違いがある
- ちんすこうの作り方・レシピは?
- 材料
- 作り方・手順
- ちんすこうの人気商品は?
- ①新垣ちんすこう ちんすこう10袋(648円)
- ②プレミアムちんすこうショコラアソート(1,080円)
- ③雪塩ちんすこう(1,400円)
- ④黒糖ちんすこう(540円)
- ⑤くがにちんすこうプレミアム(1,080円)
- ちんすこうを食べてみよう
ちんすこうとは?どんなお菓子?
沖縄のお土産として見かけることが多いちんすこうは、最近ではフレーバーの種類も豊富になり、様々な味わいを楽しむことが出来ます。ちんすこうはクッキーに似ているものの普通のクッキーとは食感や味が違いますが、一体どんなお菓子なのでしょうか。
ちんすこうは沖縄伝統のお菓子
ちんすこうの歴史は古く、その起源は琉球王朝時代(14~18世紀)の後期まで遡り、王家専属の料理人・新垣淑規(あらかきしゅくき)が作ったとされています。新垣は中国・清朝から訪れる冊封使(さくほうし)をもてなすために、中国菓子を学んでいました。
この時作っていた中国菓子の一つである蒸しカステラのようなものを焼き固めたものが、後のちんすこうとなります。新垣家はその後、一族でちんすこうを作り続け、庶民の間でも食べられるようになったのは大正~昭和以降です。
「ちんすこう」の名前の意味・由来
ちんすこうの名前は、「珍楚糕」とする説と「金楚糕」とする説の2通りがあります。どちらもちんすこうと読み、楚糕(すこう)はお菓子を意味します。お祝い行事など特別な席でしか食べられない珍しいものだから「珍楚糕」とされたという説と、王族や貴族だけが口にできる高価な食べ物だったから「金楚糕」はとされたという説があるそうです。
ちんすこうの味・食感は?まずい?
ちんすこうは、ファンも多い沖縄定番のお土産ですが、一方で苦手な人も多いようです。食感がクッキーとは違って崩れやすくパサパサすると感じたり、口の中の水分がなくなることが苦手に感じられる理由となっています。また、購入するお店によっても、クオリティに差があるようです。
なお、ちんすこうが好きな人はザクザクする食感やフレーバーのバリエーションなどを楽しんでいます。
Twitterの口コミ
@yujidoyoho あれ唾液なくなる(笑)ちんすこうまずい(笑)
Twitterの口コミ
差し入れいただきました٩( 'ω' )و
島のバナナちんすこう🍌
おきなわ製菓さんのちんすこうはラード少なめでザクザクした食感を楽しめます。
ちんすこう(1袋)のカロリー・糖質
カロリー | 糖質 | 1日の摂取カロリーの占める割合 | |
ちんすこう(1袋:2個入り) | 206kcal | 24.6g | 9% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
ちんすこうはカロリー・糖質量が高く、材料にラードを使用しているため脂質も多いお菓子です。1袋だけでも1日の摂取カロリーの1割近くになってしまうので食べ過ぎには注意が必要です。成人の1日当たりの間食の目安は200kcal程度とされているので、食べる場合は1袋に留めましょう。
ちんすこうの型・形がギザギザの理由は?
ちんすこうは、普通のクッキーと違って細長い楕円で、長辺がギザギザした形をしています。この形になった経緯には、どんな歴史があるのでしょうか。
ちんすこうは戦後に現在の形になった
ちんすこうの形にも歴史があり、元々は菊型の丸い形で作られていたそうです。しかし、沖縄でちんすこうを販売する老舗である新垣ちんすこうの5代目が、駐留アメリカ軍のクッキー型を使用して細長く食べやすい形に変えたことから形が変化しました。さらに、機械化が進み個包装で大量生産できるようになり、今の形になったと言われています。