【部位別】ホルモンの人気ランキングTOP23！味・食感など特徴を紹介！

ホルモンは焼肉でも人気があるメニューの一つで、最近ではホルモン専門店の焼肉店も増えてきました。ホルモンは部位によって味や食感が異なりますが、部位による違いを認識せずに食べている人も多いかもしれません。ここではまず、ホルモンとは何かを説明します。

ホルモンとは、食用に飼育された牛や豚の内臓部分の肉全般のことをいいます。一般的には牛や豚の腸をホルモンと呼んでいますが、畜産業界では精肉以外はすべてホルモンとして取り扱っています。腸だけでなく他の内臓もホルモンに分類されるので、ホルモンと一言で言っても味や食感は実に様々です。

また、ホルモンは部位によってコラーゲンやビタミン、鉄分など様々な栄養素が含まれており、精肉に比べると低カロリーなものが多いのでダイエット中でもおすすめです。また、スープや煮込みにするとコラーゲンを無駄なく摂取でき、美容にも役立ちます。

(＊ホルモンの種類や部位別カロリーなどについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

牛や豚のホルモンには様々な部位があり、希少な部位は高額で取扱店も少ないため、すべての部位を知らない人も少なくありません。ここでは、牛や豚のホルモンの部位における人気ランキングTOP23を紹介します。

テールとは牛の尾の肉のことで、牛肉の中でも最も硬い部位となっています。コラーゲンが豊富に含まれており、そのまま焼いて食べるより、スープやシチューの材料として使われることが多いです。煮込んだテールはホロホロとした食感で、その旨味がスープに溶け込んでいます。

テッポウとは、ホルモンの中でも牛の直腸にあたる部位で、ヒダが縞模様に見えます。牛の直腸を開くと鉄砲に似た形になることからこの名で呼ばれるようになったそうです。シマチョウやマルチョウと比較すると脂は少なめですが、味は濃厚でコクがあり、肉厚なので噛み応えがあるホルモンです。

コブクロとは牛の子宮にあたるホルモンで、ピンクがかった乳白色となっています。コブクロは焼くと縮みますが、噛むと柔らかい食感が特徴的です。味にクセがないので、ホルモンを食べ慣れていない方にも食べやすい部位といえます。

(＊コブクロについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)