白胡椒と黒胡椒の違いは？代用できる？使い分け方や効果・効能なども紹介！

白胡椒に含まれているピペリンには、老化や病気の原因になる活性酸素やフリーラジカルによるダメージから細胞を守る作用があり、がんの予防にも効果が期待できると言われています。特にターメリックと一緒に摂取した時にがんの炎症を抑える効果を発揮すると言われており、カレーなどの料理に白胡椒を使うのもおすすめの使い方です。

白胡椒が持つピペリンには血管を拡張させる作用があり、全身への血行を促進する効果や効能があります。ピペリンを摂取することで血行が良くなり冷えが改善され、肩こりなどの解消などにも役立つと考えられています。

前述した通りピペリンには血行を促進する効果がありますが、血行が良くなると基礎代謝が上がって脂肪の燃焼が促進されるため、ダイエット効果も期待できます。また、ピペリンには脳内でアドレナリンの分泌を促進する効能もあり、アドレナリンの量が増えると筋肉や内臓の働きが高まってより基礎代謝が上がります。

さらに白胡椒にはカリウムも含まれており、ダイエットを妨げるむくみの解消にも効果的なスパイスです。このように基礎代謝の向上やむくみの解消に効果を発揮する白胡椒は、ダイエット中に積極的に使用したいスパイスの一つと言えるでしょう。

(＊故障の栄養価と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

白胡椒は香りが上品なので、風味が繊細な料理に適しています。ここでは、白胡椒を使ったおすすめのメニューを3つ紹介します。

まいたけやしいたけ、しめじの香りを楽しめるレシピで、にんにくと白胡椒で味にアクセントを加えています。白胡椒のマイルドな香りが、きのこの良い香りをを引き立てる一品です。

潰した空豆とはんぺんで作った真薯に、白胡椒で香りづけした豆乳をベースにしたクリームをかけて仕上げたレシピです。白胡椒を使うことで、空豆真薯の香りがより引き立ちます。

鶏の手羽先や肉団子、豆腐や野菜といった鍋の具材を、白胡椒を効かせたスープで煮た鍋のレシピです。昆布と塩、白胡椒だけで味付けしたシンプルなスープが、肉や野菜の素材の美味しさを引き立てます。辛味が欲しい時には取り分けた後に白胡椒を加えるのがおすすめです。