白胡椒と黒胡椒の違いは?代用できる?使い分け方や効果・効能なども紹介!

白胡椒とはどんな胡椒か知っていますか?黒胡椒と違いはあるのでしょうか?今回は、白胡椒の〈風味・辛さ〉など特徴を黒胡椒と比較し、使い分け方や代用できるかも紹介します。白胡椒の効果・効能や、使ったレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 白胡椒とは?黒胡椒と違いは?
  2. 白胡椒と黒胡椒は同じ植物の実
  3. 白胡椒と黒胡椒の違い
  4. 白胡椒と黒胡椒の使い分け方は?代用できる?
  5. 白胡椒の使い方のおすすめ
  6. 黒胡椒の使い方のおすすめ
  7. 白胡椒は黒胡椒で代用できる
  8. 白胡椒の効果・効能は?
  9. ①がんの予防作用
  10. ②血行促進作用
  11. ③ダイエット効果
  12. 白胡椒を使ったレシピ
  13. ①きのこの白胡椒スープ
  14. ②空豆真薯の白胡椒クリームがけ
  15. ③白胡椒鶏鍋
  16. 白胡椒を食べてみよう

白胡椒とは?黒胡椒と違いは?

胡椒には白胡椒と黒胡椒の2種類がありますが、その違いについては明確に説明できない方も多いかもしれません。ここでは、白胡椒とは何か、黒胡椒とはどう違うのかについて説明します。

白胡椒と黒胡椒は同じ植物の実

胡椒には以下のような種類があります。

・黒胡椒/胡椒の実をそのまま天日干しにするか火を使って乾燥させたもの
・白胡椒/胡椒の実を赤く熟してから採取し、水に浸して発酵させた後に種子だけを乾燥させたもの
・青胡椒/胡椒の実を天日乾燥させず、塩漬けにするかフリーズドライにしたもの
・赤胡椒/完熟した胡椒の実を、天日乾燥させたもの

つまり、白胡椒と黒胡椒だけでなくすべての胡椒は同じ植物の実が原料となっており、加工方法などの違いによって名称が変わります。なお、胡椒の原料となる胡椒の実はコショウ科コショウ属の蔓性植物の実で、ペッパーコーンと呼ばれることもあります。

白胡椒と黒胡椒の違い

白胡椒と黒胡椒の違いは、胡椒の実を採集する時期や皮の有無、辛さや値段など様々です。白胡椒は完熟した胡椒の実を使用しますが、黒胡椒にする場合には熟す前に採集したものを使います。また、白胡椒は皮や果肉を外して種子だけをスパイスにしますが、黒胡椒は皮つきのまま乾燥させるのが特徴です。

そうした製造過程の違いにより、ホワイトペッパーとも呼ばれる白胡椒は風味も辛さもマイルドに仕上がりますが、一方の黒胡椒は風味や辛さが強くなっています。そのため黒胡椒は臭いの強い食材を調理する際に、臭い消しの用途に用いられることが多いです。また、値段を比較すると黒胡椒より白胡椒の方が高くなっています。

白胡椒と黒胡椒の使い分け方は?代用できる?

同じ原料を使っても製造方法が異なることから白胡椒と黒胡椒では違いがあり、美味しく調理するためには上手な使い分けを意識したいところです。ここでは、白胡椒と黒胡椒の使い分け方法や、代用ができるのかについて説明します。

白胡椒の使い方のおすすめ

白胡椒は上品な辛味とマイルドな香りを持ち味も繊細なので、料理の際には食材の風味を生かして旨味を引き出す役割を果たします。そのような特徴を持つ白胡椒を使うのに適しているのは、白身魚や鶏肉、卵など淡泊な風味の食材を使った料理です。

また、シチューやホワイトソースのように、色を変化させたくない料理にも白胡椒を使います。なお、白胡椒の香りを生かしたいなら、料理の仕上げに振りましょう。

黒胡椒の使い方のおすすめ

黒胡椒には刺激的な辛味があり、香りも強いので、料理に使うと黒胡椒の風味が目立ちます。黒胡椒は粗挽きや細挽きの他、ホールのままで使われることも多く、肉の臭みを消すと共に酸化の防止にも役立っています。そのため、ソースの味付けが濃い肉や魚の料理、スープ、シチューなどに幅広く使われるのが一般的です。

黒胡椒も白胡椒と同様に香りが飛びやすいので、仕上げの香り付けに使用する場合は食べる直前にかけるのがおすすめです。

白胡椒は黒胡椒で代用できる

白胡椒は黒胡椒で代用できますが、その逆は難しいので注意が必要です。白胡椒を使う料理は、黒胡椒の量を少な目にすれば白胡椒に似た風味付けができますが、白胡椒を黒胡椒の代わりに肉の臭み消しなどに活用することはできません。ただし、白いソースやスープなどは黒胡椒を入れることで色が変わってしまうので、代用に不向きとされることもあります。

白胡椒の効果・効能は?

白胡椒に含まれる栄養素には、健康に良い効果や効能があるといわれています。ここでは、白胡椒の持つ効果・効能について説明します。

①がんの予防作用

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