ほっけの焼き方は？フライパンやグリル等でのコツや時間の目安も紹介！

ほっけと聞くと干物を思い浮かべますが、ほっけは鮮度の劣化が早いので干物にして販売されていることが多い魚です。干物は保存がきく便利な食材ですが、お店で食べるほっけのように上手に焼けなくて調理が苦手な人も多いでしょう。ほっけを自宅で上手に、美味しく焼く焼き方について紹介します。

（＊ほっけの干物について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

柔らかく肉厚なほっけをパサつかせずに美味しく焼くにはどうすれば良いのでしょうか。脂がたっぷり詰まったほっけが美味しくなる焼き方のコツについて紹介します。

ほっけをグリルで焼く場合はそのままほっけを入れるのではなく、先に強火で2～3分予熱をして庫内と網を温めておきましょう。予熱をすることでグリルの網にほっけがくっつきにくくなりムラなく焼くことができます。また、グリルの機種によって温まり方が違うので、予熱時間は様子を見ながら調整してください。

ほっけは焼く前に一度さっと水洗いしましょう。しっかり洗うと身が崩れるので優しく短時間で洗い終えてください。こうすることで、ほっけに水分を含ませることができるので焼き上がりがふっくらと柔らかく仕上がります。また水分を含ませる方法として料理酒を振りかける方法もあります。

皮を先に焼くのか、身から焼くのかよくわからない人もたくさんいるでしょう。魚の種類によっては皮から焼くと反り返るものもありますが、ほっけを焼く時は皮から焼くのが美味しく焼く秘訣です。身から焼いてしまうとほっけの旨味である脂が流れ出てしまうことと、身の食感が硬くなってしまうのでほっけを焼く時は通常、皮から焼きます。

冷凍されたほっけを焼く時は常温で解凍せずに、冷蔵庫で解凍してから焼きましょう。ほっけをはじめ冷凍された食品は急激な温度変化を受けると、旨味成分がドリップとして流れ出るので品質が劣化します。冷蔵庫内で時間をかけて解凍することでドリップを防ぎ、またほっけの食感も損なわずに解凍ができます。焼きたい時間から逆算して冷蔵庫に移しましょう。

身が大きく脂の乗ったほっけを美味しく焼くには焼き方にもコツがあります。ほっけの上手な焼き方の手順や焼き時間について詳しく紹介します。