ほっけの干物(一夜干し)とは?作り方・焼き方は?アレンジレシピのおすすめなども紹介!
ほっけの干物について知っていますか?今回は、ほっけの干物と生の違いや、カロリーの他に、干物(一夜干し)の作り方も紹介します。ほっけの干物の美味しい焼き方や、冷凍保存の仕方にくわえ、アレンジレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ほっけの干物とは?生との違いは?
ほっけは生のものより、干物を見る方が多いかもしれません。特に居酒屋では生のほっけではなく干物が定番メニューとなっており、それには理由があるのです。ここでは、ほっけの干物とは何か、生とはどう違うのかについて説明します。
ほっけは干物にすることで鮮度を保ったまま配送できる
北海道の近海で水揚げされるほっけは、生のままでは鮮度が落ちやすいことで知られています。魚の冷凍技術が確立されていなかった時代に、道外に輸送させる手段を探したことで、干物にすると鮮度を保ったまま配送できることがわかりました。
さらにほっけは干物にすることで味に深みが増し、食感も独特となるため、人気が高まったとされています。
ほっけの干物は低カロリー
1食分あたり | カロリー | 1日の摂取カロリーの占める割合 |
ほっけの干物(100g) | 200kcal | 9% |
カレイの煮付け(100g) | 103kcal | 5% |
アジの開き(100g) | 220kcal | 10% |
ハンバーグ(100g) | 223kcal | 10% |
ぶりの照り焼き(100g) | 240kcal | 11% |
とんかつ(100g) | 344kcal | 16% |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。
※1日の摂取量は成人男性の目安です。(※1)
ほっけの干物は家庭で食べられることの多い他の主菜と比較しても、カロリーが低めであることがわかります。良質なたんぱく質を摂取するうえで、おすすめしたいカロリーオフメニューといえます。
ほっけの干物(一夜干し)の作り方は?
北海道では、釣ったほっけを自宅で干物にすることが珍しくありません。手順を覚えてしまえば、自宅でも簡単にほっけの干物を作ることができます。ここでは、ほっけの干物(一夜干し)の作り方を紹介します。
材料
・鮮度のよい生のほっけ:1尾
・水:2L
・塩(水に対して3%分の量):60g
作り方・レシピ
ほっけの干物(一夜干し)の作り方は、以下の通りです。
①ほっけに指を入れてエラを取り除く
②背びれが始まっているところから中骨までの間に包丁を入れる
③そのままほっけの尾まで切り拓く
④ほっけの頭を半分に切って開く
⑤④を流水で洗って血合いを取り除く
⑥⑤から目玉も取り除く
⑦塩分濃度が3%の塩水を作る
⑧⑦に⑥のほっけを入れて、5~6時間浸ける
⑨⑧を網にあげ、一晩干す
⑩朝になり表面が乾いていれば出来上がり
一晩経ってほっけの表面がベタベタしているように感じたら、乾くまで干し続けましょう。塩水は水1リットルに食塩30gと覚えておくと、簡単に作れます。
ほっけの干物の美味しい焼き方は?
ほっけの干物は魚焼きグリルがない家でも、自宅で焼くことが可能です。焼くからには、美味しく仕上げる方法を覚えておくに越したことはありません。ここでは、ほっけの干物の美味しい焼き方を3つ紹介します。
①フライパンを使った方法
ほっけの干物をフライパンで焼く方法は、以下の通りです。
①フライパンに魚焼きシートを置く
②①に皮を下にして、ほっけの干物を入れる
③頭や尻尾など浮きやすい部分は、箸で押さえつけながら焼く
④皮の色が変わったら裏返し、③同様に焼く
⑤④にアルミホイルで落し蓋をして、蒸し焼きにする
フライパンに接地していない身を箸で押さえて火を通すように意識すると、きれいに焼きあがります。フライパンで蒸し焼きにすることで、ほっけの身がふっくらとなります。