エソはどんな魚?食べ方は刺身が一番?さばき方〜味・旬の時期まで紹介!
エソとはどんな魚か知っていますか?スーパーに並ぶことがないので、知らない方もいるでしょう。今回は、エソの〈旬の時期・味・種類〉のほか、美味しい食べ方や調理法を紹介します。エソのさばき方や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
エソの旬や生態、さばく方法が分かりました。普段の食卓に並ぶことの珍しいエソは、かまぼこなどの練り物にする以外には、どんな食べ方や調理法があるのでしょうか。
①刺身で食べる
めったに刺身や握りにしないことが多い魚です。刺身にするには、骨抜きで丁寧に骨を取るのに片身だけでも4~5分と手間がかかりますが、味は甘みがあってとろけるような舌ざわりです。頭に近くなると小骨が増えるので刺身には不向きですが、肛門下から尾ヒレにかけての部位は小骨がないので刺身に使うと良いでしょう。
骨抜きせずに使うには、大きいサイズのエソを刺身にするのがおすすめです。
②天ぷら・唐揚げにして食べる
エソのあっさりした味わいは、油調理と相性が良いため、天ぷらや唐揚げにする食べ方もおすすめです。この場合、神経質に骨を取る必要はありませんが、気になるようなら小骨は骨抜きなどつかって、取り除いておきましょう。または、ハモのように骨切りすると、食べやすくなります。
注意しておきたいことは、冷凍したエソは使用しないでください。エソは水分が多く、解凍するとさらに水分で身が柔らかくなり、揚げ物には不向きになります。保存しておきたい場合は、揚げてから冷凍しましょう。
③塩焼きで食べる
作るのは塩を振ってグリルで焼くだけと簡単ですが、食べるには小骨が多くて簡単とはいきません。普段から小骨まで食べる習慣があれば別ですが、子どもやお年寄りが食べるなら、小骨はきれいに取ったほうが良いでしょう。焼くことで身はふっくらやわらかくなり、味はあっさりしていてうま味があります。
④干物にして食べる
干物にする場合は、大型サイズだと水分が抜けにくいため、20㎝前後の小ぶりサイズを干物にすると良いでしょう。うろこと内臓を取り除いて、天日で水分が完全に抜けるまで乾燥させます。干しカゴは100均などでも手に入るので、簡単に作れそうです。干物にするとうま味が強くなり、噛み応えが出て、炙って食べるとお酒のおつまみになります。
エソを使った料理レシピのおすすめ
エソは魚の小骨が苦手な人には、敬遠される魚ですが、その味は一度試してみたいと思うほど美味しいことが分かります。ここでは、小骨が気にならない食べ方のレシピを紹介します。
①エソの唐揚げ
下処理で骨切りをしているので、食べるときに骨が気になりません。できるだけ細かく包丁を入れると良いでしょう。揚げたての、ふわっとした白身のうま味を味わってみてください。
②エソのさつま揚げ
フードプロセッサーで小骨ごと粉々するので、面倒な小骨取りが不要です。子どもでも骨ごと食べれてカルシウムも摂れるので、やはりエソは練り物にする食べ方が一番かもしれません。お酒のおつまみにも、おやつにもなるおすすめのレシピです。