ナスの種が黒い・茶色でも食べられる?変色する理由は?日持ちする保存方法も紹介!

【管理栄養士監修】ナスの種が黒や茶色に変色していたことはありませんか?今回は、ナスの種が黒い・茶色い場合に食べても大丈夫な場合と食べるべきでない場合を紹介します。また、ナスの日持ちする保存方法についても紹介するので参考にしてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |管理栄養士・栄養士 片村優美
HP
ポートフォリオ
Twitter
管理栄養士All about公式ガイド、Nadia Artist。食育教室や短大の非常勤講師もしています。食は身近で重要な存在です。情報過多の時代、...
HP
ポートフォリオ
Twitter
管理栄養士All about公式ガイド、Nadia Artist。食育教室や短大の非常勤講師もしています。食は身近で重要な存在です。情報過多の時代、なにが正しくて誤りなのか分からなくなることもありますよね。普段の食生活に役立つような、正しい情報をわかりやすくご紹介していきたいです。

目次

  1. ナスの種は食べられる?
  2. ナスの種を食べても問題ない
  3. 種が多い・種だらけの場合でも食べてOK
  4. ナスの種が黒い・茶色でも食べれる?
  5. 変色したナスを食べても問題ない
  6. 種の色が黒い・茶色に変色する理由
  7. ナスの食べるべきでないサインとは?
  8. カビが生えている
  9. 皮がぶよぶよで柔らかい
  10. 腐った匂いがする
  11. ナスを日持ちさせる保存方法とは?
  12. 常温保存
  13. 野菜室で冷蔵保存
  14. 冷凍保存
  15. なすの種は食べても大丈夫

皮やヘタの部分に、モヤついた白色のものが付着してる場合がありますが、これはカビです。表面のカビを切り落とせば安全に食べられると思いがちですが、あまりおすすめできません。

なぜならば、カビは表面に見えているものだけではなく、奥深くに根を張っていることがあり、目に見える部分を切り落としたとしても、全て切り落とせてない場合が多いからです。

(*ナスのカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

なすの表面・ヘタに白いカビが…?食べられる?見分け方や正しい保存法を紹介!

皮がぶよぶよで柔らかい

触ってみてナスの皮が柔らかい場合は、気を付けた方がいいでしょう。多少なら問題ないですが、明らかに柔らかい場合は、鮮度が低下しており腐っている可能性があります。特に、触るとぬめりがある場合は危険です。

腐った匂いがする

危険なサインとして、ナスの匂いで判断ができます。腐敗臭がするものはもちろんのこと、酸っぱいような異臭がある場合についても腐っているため絶対に食べないようにしましょう。

(*ナスの腐敗について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ナスが腐るとどうなる?変色する?鮮度の見分け方や日持ちする保存方法を紹介!

ナスを日持ちさせる保存方法とは?

ナスは、鮮度が悪くなると最初に種に変化が現れます。では、変色させずにナスをベストな状態で日持ちさせるには、どのようにしたらいいか紹介します。

常温保存

インドを発祥の地とするナスは、温度が低く乾燥した状態では保存が難しいため保温や保湿が必要です。そのため、新聞紙などで丁寧に包み直射日光の当たらない風通しのよい日陰で保存することがポイントになります。

また、保存期間の目安としては、夏場2~3日、冬場5日~7日程度となりますので覚えておきましょう。

野菜室で冷蔵保存

常温に比べて少しでも保存期間を延ばしたい場合は、冷蔵庫の野菜室で保存します。ナスは冷気や乾燥に弱いため、この場合も常温保存と同様、ラップ等で包み保管します。野菜室で冷蔵保存した場合、1週間近く保存しておくことができます。

しかし、調理の際にカットしてしまったナスは、当日中に使用するのがおすすめです。というのも、ナスの切断面より酸化し黒く、鮮度や食味が低下しまうからです。

冷凍保存

冷凍する場合は、乱切りや輪切りなど食べやすく調理しやすい状態に切り、水につけることでアク抜きをします。その後、水分を拭き取り保存用の袋に入れ冷凍保存します。冷凍保存した場合、鮮度を保って食べられる期間は、一カ月程度となります。

冷凍保存したナスを調理をして使用する場合は、解凍せず、凍った状態で調理しましょう。解凍してしまうとナスの水分が出てしまい、べちょべちょした食感になり美味しくなくなりますので注意しましょう。

片村優美

管理栄養士

ナスは暖かい地域の野菜なので、寒い環境が苦手です。保温と保湿に気をつけて、品質を維持しましょう。輪切りにして冷凍保存しておくと、使いたいときにすぐ使えるので便利ですよ。

(*ナスの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

関連する記事