生姜の皮は剥く?剥かない?簡単な剥き方や皮下にある栄養素と効能を紹介!
【管理栄養士監修】生姜の皮は剥いていますか?食べれるのでしょうか?今回は、生姜を皮ごと食べるメリット・効能やアルミホイル・スプーンを使った皮の剥き方を紹介します。保存している生姜の皮が黒い・赤い場合の安全性も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
通常生姜の皮は茶色ですが、皮の色が黒や赤に変わってしまう事があります。皮の色が変わると傷んでいるようにも思えますが、変色した生姜を食べても大丈夫なのでしょうか?
生姜の皮が茶色・黒い場合は傷んでいる
生姜の皮は、さまざまな色に変色しますが、茶っぽくなったり、黒ずんできた場合は傷んでいます。特に黒っぽくなった状態の生姜はかなり傷んでおり、触感も柔らかく腐った匂いも発生するので絶対に食べないようにしましょう。
ただ、生姜の一部が茶色くなった程度なら、その部分を取ってしまえば食べても問題は無い様です。全体が黒い場合はその限りでは無いので、食べずに捨てて下さい。
片村優美
管理栄養士
生姜は一度に少量しか使わないことが多いです。買い物をするときには、買いすぎないことも大切ですよ。
赤い・緑色の場合は問題ない
生姜の皮が赤や緑色に変色していると驚きますが、問題なく食べることができます。緑色に変色するのは光合成によって起こるもので、土から出た状態で育った生姜に起こります。また、皮が赤く変色するのは生姜に含まれるアントシアニンが原因です。生姜を酢漬けにすると、アントシアニンが酢に反応して変色する事があります。(※2)
生姜の皮の簡単&無駄ない剥き方
農薬が気になる時や食感が気になる時など、生姜の皮を剥いて料理に使いたい場合もあります。ここでは生姜の皮を上手に薄く剥ける方法を動画と共に紹介するので、参考にして下さい。
①アルミホイル
アルミホイルを使用すれば、かなり薄く皮を剥けるので栄養を残したい時にはぴったりです。剥き方も簡単で、丸めたアルミホイルで軽くこすっていくだけです。強くこすると実まで削ってしまうので、慣れるまでは力加減に注意しましょう。上記ではやり方を実演しているので、実際に確認してみてください。
②スプーン
アルミホイルを切らしている場合は、スプーンを使用して皮を剥く事もできます。こちらもやり方は簡単で、スプーンの淵で軽くこするだけで簡単に皮むきを行えます。ただ、比較するとスプーンよりもアルミホイルの方が薄く皮を剥けるので、可能ならばアルミホイルを準備しておきましょう。
剥いた生姜の皮の使い道は?
農薬が心配で皮を剥いた場合は使用出来ませんが、色や食感が理由で生姜の皮を剥いたのなら、色々なレシピに活用できます。皮を捨ててしまう前に、活用法をチェックしてみてはいかがでしょうか?
①ジンジャーティー
栄養たっぷりの生姜の皮を活かすなら、ジンジャーティーがおすすめです。茶葉と生姜の皮を一緒に蒸らすだけなので作り方も簡単ですし、成分をしっかり摂取することができます。生姜の風味を愉しめるので、いつもと違った紅茶を楽しみたい方にもピッタリです。