赤身肉とはどこの部位・種類?低カロリーで栄養が豊富?美味しい焼き方・食べ方を紹介!
赤身肉について知っていますか?今回は、赤身肉はどこの部位・種類のことを指すのかや、栄養素についても紹介します。赤身肉の美味しい食べ方&焼き方のコツも紹介するので、参考にしてみてくださいね。赤身肉について理解を深めて、赤身肉を堪能しましょう。
目次
③肩
赤身肉の部位の中でも若干キメが粗く、硬めの食感を楽しめるのが肩肉です。旨味が豊富なため、ステーキや焼き肉などで楽しまれることが多い肉の部位となっています。中でも羊の肩肉は赤身の中に程よいサシが入っており、一見すると高級牛肉と区別がつかないほどと言われています。
④ハラミ
お腹の内部の横隔膜に位置するハラミも赤身肉の一種です。程よい弾力と絶妙な甘みがあり、カルビにも似た味わいのため、焼き肉でも人気の部位の一つとなっています。なお、国内では牛のハラミや豚のハラミは流通していますが、羊のハラミは流通量が少ない傾向にあります。
(*ハラミについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑤ホホ
ホホは目の下のあたりの部位をさし、地域によってはカシラなどと呼ばれています。1匹から少量しか取れないため希少価値が高く、よく動かす部位のため、脂肪が少なく筋肉量が多いのが特徴です。濃厚な味のため、シチューなどにしても美味しく、ステーキや焼き肉として食べても良いでしょう。
⑥スネ
スネ肉は赤身肉の中でも味が一番濃いと言われるような部位です。ホホと同様に筋肉量が多く硬めの肉なのですが、薄くスライスすれば焼き肉にしても美味しいと言われています。かたまりの場合は弱火でじっくり煮込むことで柔らかくなるので、シチューやカレーに入れても良いでしょう。
外国産牛肉の赤身肉の部位は違う?
牛肉には国産と外国産がありますが、産地による赤身の部位の違いはあるのでしょうか。外国産牛肉の特徴を知った上で、好みや料理で使い分けられるようにしましょう。
外国産牛肉は赤身肉の占める割合が大きい
外国産の牛肉は、国産の牛肉に比べて赤身肉の占める割合が大きいです。これは、外国産の方がのびのびとした広大な敷地で放牧されて育てられていることが多く、運動量が多い分脂肪がつきづらく筋肉が増えやすいためと言われています。
また、外国では霜降りの牛肉よりも赤身の多い牛肉が好まれているため、赤身が多くなるような餌を与えられている場合が多いことも赤身肉の占める割合が大きい理由の一つでしょう。