赤身肉とはどこの部位・種類?低カロリーで栄養が豊富?美味しい焼き方・食べ方を紹介!
赤身肉について知っていますか?今回は、赤身肉はどこの部位・種類のことを指すのかや、栄養素についても紹介します。赤身肉の美味しい食べ方&焼き方のコツも紹介するので、参考にしてみてくださいね。赤身肉について理解を深めて、赤身肉を堪能しましょう。
目次
外国産牛肉では、下記の部位が赤身肉にあたります。
・サーロイン
・ヒレ
・リブロース
・モモ
国産の場合にはサーロインなどはさしが入りやすいので赤身肉にはならないことが多いですが、外国産の場合はさしが入らず赤身がほとんどになる場合があります。外国産の牛肉の場合は、個体差はあるもののほとんどの部位が赤身肉になる個体もあるようです。
一般的に国産の肉に比べて外国産の方が脂肪分も少ない傾向にあり、脂肪燃焼を促進するL-カルニチンの量も多いので、ダイエット中などの方は外国産の肉を選ぶのも良いでしょう。
(*サーロインやリブロースについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
赤肉の美味しい食べ方&焼き方のコツは?
L-カルニチンが豊富なのでダイエットにも最適で栄養も豊富な赤身肉ですが、美味しく食べるための食べ方はあるのでしょうか。ここでは、赤身肉を食べたり焼いたりするうえでのいくつかのコツを紹介するので、実際に調理するときの参考にしてみると良いでしょう。
①赤身肉ステーキは焼き過ぎない
赤身肉のステーキは、脂肪分が少ないため火を入れすぎると肉が硬くなってしまい、消化もしにくくなると言われています。赤身が多い肉の場合、焼き加減はミディアムレア程度にすると美味しいと言われているので焼く時間や火加減を調整してみてください。
②岩塩をつけて食べる
赤身肉は肉そのものの味を楽しむために、仕上げに岩塩をつけてさっぱりと仕上げるのも美味しい食べ方です。肉を焼く前に塩を振ると浸透圧の関係で水分や旨味が外に出てしまうため、赤身肉そのものの旨味を味わうためには、食べる直前に塩を振った方がよいでしょう。
岩塩は海塩に比べて肉のたんぱく質を凝固させ肉を硬くしてしまうにがりが少ないため、赤身肉のステーキの柔らかさを味わうためにも適した塩と言えます。
③わさびやしょうが等の薬味と一緒に食べる
赤身肉はわさびやしょうが等の薬味と一緒に食べるのもおすすめです。しょうがには身体を温めて代謝を促したり、消化を促進させる働きもあります。しょうがを一緒に食べることで、赤身肉に含まれるL-カルニチンの脂肪燃焼効果をより高めることもできるでしょう。
また、わさびは辛み成分により唾液の分泌を促し、消化を促進する事が分かっています。そのほかにんにくなどの薬味もよく合うので、好みの薬味を探してみるのもおすすめです。
④赤身肉の中心まで室温に戻す
冷蔵庫から出してすぐに赤身肉を調理しようとすると、肉の外側と内側に温度差が生じてしまい、焼きムラが生じる原因となります。赤身肉を焼く際は、冷蔵庫から取り出した後に30分から1時間ほど放置して、肉の中心まで室温に戻すことを心がけましょう。
赤身を美味しく食べよう
赤身肉は、低脂肪でたんぱく質が豊富に含まれている事が分かりました。脂肪の代謝を助けるL-カルニチンも豊富に含まれているため、ダイエット中にも適した肉であると言えます。牛・豚・羊と種類による味わいの違いもあり、さらに部位によっても味わいが全く異なります。今回紹介した食べ方などを参考に、様々な部位や種類の赤身肉を美味しく食べましょう。