マグロの血合いとは?栄養豊富?下処理のコツや食べ方・レシピのおすすめも紹介!
マグロの血合いとは何かを知っていますか?マグロの血合いには栄養が豊富に含まれています。今回は、マグロの血合いの〈栄養価・味・カロリー〉など特徴や下処理・臭み取りの仕方も紹介します。マグロの血合いの食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
マグロの血合いの下処理・臭みの取り方
マグロの血合いは血生臭さが目立ってあまり生食には向いていません。しかし、しっかりと下処理をして臭みを取れば美味しく食べることができます。血の臭みがある食品が苦手な人でも食べやすくなるので、参考にしてみてください。
①茹でて臭みをとる
こちらの処理方法はマグロの血合いを煮付けやから揚げなどに使う場合におすすめの処理方法で、以下の手順で簡単にできます。
1.マグロの血合いを水洗いしてキッチンペーパーで水分を拭き取る
2.料理酒をお湯1Lに対して大さじ1杯入れて5分茹でる
3.茹で上がったら粗熱を取って酒と塩をふって10分ほど置く
4.最後にキッチンペーパー水気を取って処理完了
料理酒を使うことで、臭い成分のトリメチルアミンをアルコールと一緒に蒸発させて、さらに塩の浸透圧で臭みのある水分を抜く効果も得られる方法です。お湯で茹でるときに刻み生姜かすりおろし生姜を入れると、より臭みを抑えられます。
②水洗い
この処理方法は刺身やたたきにする際におすすめで、新鮮な血合いであればこちらの方法を使うと良いでしょう。また、火を使いたくない人にもおすすめの下処理方法です。
1.マグロの血合いを水洗いして、キッチンペーパーで水分を拭き取る
2.料理酒を適量入れた水に1時間程度漬ける
3.20分ごとに血で濁った水を取り替える
4.最後にキッチンペーパーで水気を十分に拭き取る
この方法は血合いだけでなく、馬肉やカツオといった血の気の多い食材にも使うことができます。水を変える以外に手間がかからないので簡単に処理するならこちらがおすすめです。なお、アルコールが苦手な方は料理酒を使わなくても構いません。
マグロの血合いの食べ方・レシピ
マグロの血合いは正しく下処理をすることで、様々な料理にすることができます。ここでは、マグロの血合いが絶品料理に化けるレシピを7つ紹介します。
①薬味のきいたマグロ血合いのユッケ
マグロの血合いは馬肉に風味が似ていて、ユッケにすることで馬刺しのような味わいが楽しめます。薬味がきいていて独特の金属臭を気にせず食べることができますが、なるべく鮮度の良いマグロの血合いを使ってください。
②マグロのアラを使ったフワフワハンバーグ
刻み生姜の風味で臭みを抑えて、山芋のすりおろしを加えることでフワフワに仕上がる一品です。小さな子どもや魚の苦手な人でも食べやすいのでおすすめです。