中東の人気料理9選を一覧で！味の特徴をレシピと紹介！

中東とはどの地域を指すのか、正確な領域や文化についてはあまり知られていません。中東の定義や具体的にどの地域を指すのかについて解説します。

中東とは西アジアから北アフリカの一定地域を指しますが、そう呼ぶようになったのはイギリスが起源だと言われています。イギリスにとって東といえばインドでしたが、インドを基準にさらに東を極東と言い、インドより近い、バルカン半島などの地域を近東と呼びました。

そして近東とインドの間のことを指す言葉として中東という呼称が生まれたと言われています。

中東と呼ばれる具体的な区域は、アラブ首長国連邦・イラク・イラン・トルコ・パキスタン・シリア・ヨルダンなどを指すと一般的に言われています。しかし中東とは特定区域の呼び名ではなく、ヨーロッパやイギリスといった特定の場所から見て東に位置するという概念です。

そのため中東と呼ばれる領域は文化的な認識の変化により伸縮しており、はっきりとした地理的区域は決まっていません。

イタリアのパスタやインドのカレーのように、中東料理を代表する具体的なメニューを挙げるのは難しいでしょう。あまり知られていない中東料理の特徴について解説します。

中東料理の特徴はシナモン・カルダモンといったスパイスをふんだんに使っていることです。ただしレモンやヨーグルトといった酸味を加えることで同じくスパイスの豊富なインド料理に比べ、辛味はマイルドと言われています。

魚より肉料理が多く、宗教的な戒律により、よく食べられるのは羊肉・牛肉・鶏肉です。

中東料理といっても、それぞれの国や地域によってさまざまなメニューがあります。各種スパイスを使用し、バラエティーに富んだ中東料理のなかで人気のものを解説します。

中東の料理としてまず思い浮かぶのが、独特のスパイスが効いたケバブではないでしょうか。ケバブとは肉・魚や野菜などをローストした料理の総称ですが、日本ではローストした肉を野菜と一緒にピタパンで挟んだケバブサンドとして食べられます。

（＊ケバブの肉について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）