焼き鳥の「ちょうちん」とは?どこの部位?味わい・焼き方や食べ方のおすすめまで紹介!
焼き鳥の「ちょうちん」とは何か知っていますか?見た目が苦手と思う方もいるかもしれません。今回は、ちょうちんはどこの部位かや、味・食感に加えて、食べ方も紹介します。ちょうちんの焼き方や活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ちょうちんを焼き鳥で食べるときは、ひもときんかんを一緒に食べましょう。口のなかできんかんの黄身がとろけ出て、ひもと焼き鳥のたれに絡まって美味しくなります。ほかにも先にきんかんをつぶし、中の黄身を出してから、ひもを黄身とタレと絡めて食べる方法もあります。ただし、焼き鳥店によっては嫌がられる可能性もある食べ方なので注意してください。
きんかんは卵の黄身と同じように、ごはんにかけて食べることもできます。焼き鳥屋でごはんを追加して卵かけごはんのようにしても美味しいでしょう。ほか、ひもは味が淡白なので、煮込み料理にするのもおすすめです。
ちょうちんの焼き方は?
ここではちょうちんの焼き方について紹介するので、ちょうちんを焼くときの参考にしてみてください。
1.鍋に焼き鳥のタレを入れ、煮立たせる
2.鍋を火にかけたままちょうちんをタレにつける
3.ちょうちんを入れてからひと煮立ちしたら鍋を火からおろす
4.余熱で5分ほどつけたままにする
5.何回かタレにつけて炭で全体を焼く
6.きんかんを最後すこし長めに焼く
ちょうちんを焼く時には、火を通しすぎると固くなるので、全体に火を入れすぎないことがポイントです。温めた鍋のタレでじんわりとちょうちんを温めてから、炭で外を軽く炙って焼きます。きんかんが半生になるように焼くのがポイントで、ひもも固くならないように焼けると良いでしょう。
なお、焼き上がり直前に鶏油(チーユ)を垂らして、旨味をアップさせるのもおすすめの食べ方です。ただし、垂らしたときに煙が出てしまうので、換気などに注意して行ってください。
ちょうちんの活用レシピのおすすめ
希少な部位であるちょうちんは、焼き鳥の他にどういう調理法があるのでしょうか。家庭でも取り入れやすいちょうちんを活用したレシピのおすすめを紹介します。
①ちょうちんの煮込み
ちょうちんを使った煮込み料理のレシピです。ひもはあっさりとした味わいなので、しっかり味がつく煮込み料理と相性が良い部位です。ただし、長く煮込みすぎると固くなってしまうので、注意しましょう。下味をつける時と煮込むときに生姜を使うので臭みもとれます。
②レバーとちょうちんの梅酒煮
鶏の肝臓であるレバーと、卵巣・輸卵管に当たるちょうちんを組み合わせた、鶏の色々なホルモンの味わいを楽しめる一品です。梅酒・砂糖・醤油のみで味付けし、生姜で臭みを消していますが、ネギやしそなどの香味野菜を加えるとより臭みが気にならなくなります。
焼き鳥の「ちょうちん」を食べてみよう
焼き鳥のちょうちんの特徴や、おすすめのレシピなどについて紹介しました。ちょうちんは見た目で躊躇するかもしれませんが、濃厚でコクのあるきんかんとあっさりして歯ごたえがあるひもは相性が良く、焼き鳥だけではなく煮込みや鍋料理など色々な味が楽しめます。焼き鳥店やスーパーなどで見かけた際は、ぜひ試してみてください。