焼き鳥の「ちょうちん」とは?どこの部位?味わい・焼き方や食べ方のおすすめまで紹介!
焼き鳥の「ちょうちん」とは何か知っていますか?見た目が苦手と思う方もいるかもしれません。今回は、ちょうちんはどこの部位かや、味・食感に加えて、食べ方も紹介します。ちょうちんの焼き方や活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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焼き鳥の「ちょうちん」とは?若干気持ち悪い?
焼き鳥専門店でも以前は置いているところが少なかったちょうちんですが、最近は扱っている焼き鳥店も増え、スーパーでもちょうちんを見かけるようになりました。ちょうちんは少し見た目が気持ち悪いと感じる人もいる鶏の部位ですが、ここからはちょうちんがどこの部位なのか、その食べ方や焼き方なども併せて紹介します。
「ちょうちん」はどこの部位の肉?
ちょうちんとはどこの部位を指すのか、そもそも肉なのか内臓なのか、名前からは想像がつかない方がほとんどでしょう。また、お店の軒先や仏事に使われる「提灯」と同じ読み方をしますが、何か関係があるのでしょうか。
ちょうちんは「ひも」「きんかん」がセットになった串をさす
ちょうちんとは、大人の雌鶏からわずかしかとれない、希少な部位である「ひも」と「きんかん」を組み合わせた串のことです。「ひも」は産卵時に卵巣から子宮に向かって卵が通って出てくる時に通る輸卵管(ゆらんかん)という部位を指し、「きんかん」は雌の卵巣の中にある卵として産み出される前の未熟な状態の卵を指す言葉です。
通常卵には黄身と白身・殻がありますが、未熟な卵であるきんかんは黄身だけの状態となっています。この未熟な卵はうずら卵サイズから魚卵サイズまで複数付いている場合があり、この状態が気持ち悪いと見られてしまうことがあります。なお、値段に関してはちょうちんは1本あたり約120~200円が相場となっているようです。
(*鶏のきんかんについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ちょうちんの名前の由来
ちょうちんは、お店によっても刺し方が違いますが、一般的にはうずら卵サイズのきんかんを直接串に刺さずに、串さきにひっかけぶら下げるように刺します。焼き鳥屋で使われる名前は、商品の特徴や見た目が似ているものに由来してつけられていることが多く、ちょうちんもそれは同じです。
串を持ったときにきんかんが串先からぶら下がる様子が、電気のない時代に火を灯して懐中電灯の代わりに使用した手提げ提灯に似ていることがちょうちんの名前の由来になったようです。
「ちょうちん」はどんな味?食べ方は?
出典: @mecicolle
ちょうちんとは雌鶏の卵巣内の未熟な卵や輸卵管を表す言葉で、希少な部位であることがわかりました。この卵巣内の未熟な卵や輸卵管は、どのような食感や味がするのでしょうか。初めて食べた人の感想なども合わせて説明します。
ちょうちんの味・食感
ひもにはしっかりとした歯ごたえがありますが、ひもそのものの味は淡白なので、焼き鳥ならタレで食べるのがおすすめの食べ方です。未熟な卵であるきんかんは、卵黄を濃くしたような味わいと卵黄と同じような食感が特徴で、新鮮なものは割れにくくなっています。
鶏1羽からは焼き鳥串1本分ほどしか取れない珍しい部位ですが、見た目がやや気持ち悪いため、食べるのには勇気を必要という声もありました。しかし、勇気を出して食べてみたら想像以上に美味しかったという声もあるので、今まで食べたことがない方は挑戦してみると良いでしょう。
Twitterの口コミ
あと、今日初めて食べた
鶏の「ちょうちん」(❁˙ ˘ ˙❁)✧‧˚
見た目にビビって恐る恐る食べたんだけど、美味しかった~!!!
卵の黄身( *ˊᗜˋ* )
食べたことある人いるかなあ??
Twitterの口コミ
#奇跡の一枚2020
#山口真帆
この前焼き鳥を食べたのですが珍しい部位を🐓
「ちょうちん」ってご存じですか?鶏の卵巣の希少部位なんですが濃厚な卵と食感が素晴らしく美味しかったです😋
焼き鳥好きな、まほほんに是非食べてほしい✨