ウインナーとソーセージの違いは?実は一緒?フランクフルトなどとも比較して紹介!

ウインナーとソーセージの違いを知っていますか?実は、ウインナーはソーセージの1種です。今回は、ウインナーとソーセージの違いを、ウインナー以外の〈フランクフルト・ボロニアソーセージ〉と合わせて紹介します。ハム・チョリソー・ベーコンなど加工肉とソーセージの違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ウインナーとソーセージって違いある?
  2. ウインナーとソーセージの違いは?
  3. ソーセージはひき肉・調味料を腸詰めした食材を指す
  4. ウインナーはソーセージの種類の1つ
  5. ウインナー以外のソーセージとは?フランクフルトは?
  6. ①フランクフルトソーセージ
  7. ②ボロニアソーセージ
  8. ソーセージと他の加工肉との違い
  9. ①ソーセージとハムの違い
  10. ②ソーセージとチョリソーの違い
  11. ③ソーセージとベーコンの違い
  12. ウインナーはソーセージの1種!

ウインナーとソーセージって違いある?

スーパーの食肉加工品売り場に行くと、フランクフルトやボロニアなど名称の異なるソーセージやウインナーが販売されています。ソーセージやウインナーを購入する機会は多くても、その違いを理解している人は少数派といえそうです。ここでは、ウインナーとソーセージに違いがあるのかについて説明します。

ウインナーとソーセージの違いは?

ウインナーとソーセージと名称が分かれている時点で、種類に違いがあると認識している人もいそうです。しかし、ソーセージについて調べていくとそれが事実ではないことがわかりました。ここではウインナーとソーセージの違いについて、具体的に説明します。

ソーセージはひき肉・調味料を腸詰めした食材を指す

ソーセージとは本来、牛や豚、羊などの腸に豚あるいは鶏のひき肉を詰めたものの総称です。近年は天然ケーシングと呼ばれる牛や豚、羊などの腸ではなく、コラーゲンで作られた人工ケーシングを利用したソーセージも増えています。現代では1500種類以上のソーセージが、世界中で食べられています。

ウインナーはソーセージの種類の1つ

ウインナーとは、ソーセージの中でも豚肉と牛肉を塩漬けしたものに香辛料を練り合わせ、羊の腸に詰めたうえで燻製とボイルを行ったものをさします。つまり、ウインナーはソーセージの種類の1つです。ウインナーの名前の由来はオーストラリアのウイーンで、そこで初めて作られたことによります。

(*ソーセージの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

ソーセージの種類は?ドイツ・スペインで豊富?太さ・大きさなど特徴を比較して紹介!

ウインナー以外のソーセージとは?フランクフルトは?

前述したようにソーセージの種類は多彩で、ウインナー以外にも人気のものがあります。ここでは、ウインナー以外で人気の高いソーセージを2種類紹介します。ソーセージの名前の由来も説明するので、雑学として覚えておくのも楽しいでしょう。

①フランクフルトソーセージ

フランクフルトソーセージは日本農林規格(JAS)の規格では、豚の腸を使用した直径20㎜以上36㎜未満の太さのものをさします。フランクフルトソーセージの名前の由来は、ドイツのフランクフルトが発祥の地であることです。フランクフルトソーセージは、ビールのおつまみとして人気が高いソーセージです。

②ボロニアソーセージ

ボロニアソーセージは日本農林規格(JAS)の規格では、牛の腸を使用した直径36㎜以上の太さのものをさします。ボロニアソーセージの名前の由来は、イタリアのボローニャ地方で製造する代表的な種類であることです。ボロニアソーセージは焼くことで、食事にもおつまみにもお弁当のおかずにもなる、便利な食材の一つです。

(*ボロニアソーセージについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

ボロニアソーセージとは?食べ方は生でOK?作り方やレシピのおすすめも紹介!

ソーセージと他の加工肉との違い

ソーセージは加工肉の一種ですが、それ以外にもそこに分類される商品があります。ここでは、加工肉であるソーセージがハムやチョリソー、ベーコンなどとどのように違うのかについて説明します。ソーセージとは何が違うのかに着目してみましょう。

①ソーセージとハムの違い

ソーセージとハムの一番の違いは、製造方法です。ハムはソーセージとは異なり、豚物の塊肉を塩漬けにする、または燻製にして作ります。ソーセージはケーシングにひき肉を詰めて作ることを考えると、その違いは明らかです。またハムの原料は豚もも肉が基本ですが、日本ではそれ以外の部位で作ったものもハムと呼ばれています。

②ソーセージとチョリソーの違い

ソーセージとチョリソーの一番の違いは、原料である肉の使い方です。チョリソーに使われるのは細かく刻まれた豚肉で、ソーセージはひき肉を使用します。原料の豚肉に塩を混ぜ、香辛料を加えたうえでケーシングに詰める点はソーセージと共通していますが、食感が異なります。

またチョリソーには辛いイメージがありますが、スペイン産は唐辛子を入れていないので辛くありません。ソーセージとチョリソーの食べ比べを楽しむのも、おすすめです。

チョリソーとは?ソーセージと違いは?作り方・意味や美味しい食べ方も紹介!

③ソーセージとベーコンの違い

ソーセージとベーコンの違いも、製造方法によるものです。ベーコンの原料は豚のバラ肉なので原料がソーセージとは異なり、さらに塩漬けにしてから燻製させて仕上げます。ソーセージの製法とは、まったく違うのです。また、ベーコンの原材料は豚バラ肉に限らず、肩肉を使ったロースベーコンも人気です。

さらにイタリア発祥のパンチェッタと呼ばれるベーコンは、塩漬けにした豚バラ肉を乾燥し熟成させただけで出荷されます。ソーセージのようにベーコンにも様々な製法があり、適した料理が異なるので覚えておきましょう。

ウインナーはソーセージの1種!

今回は、ウインナーとソーセージの違いを、ウインナー以外のフランクフルト・ボロニアソーセージと合わせて紹介しました。ウインナーはソーセージの1種ではありますが、味や食感は異なります。好みのウインナーやソーセージを探して、日々の食事の中で楽しんでみてはいかがでしょう。

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