ごぼうは漢字「牛蒡」の語源・由来は?なぜ「牛」?豆知識なども紹介!
ごぼうは漢字でどう書くか知っていますか?今回は、ごぼうの漢字「牛蒡」の語源や由来に加えて、食用で食べているのは日本だけなどの豆知識も紹介します。ごぼうの豊富な栄養や、種類別の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
(*ごぼうの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ごぼうの種類
ごぼうの品種と主な産地は、以下の通りです。
・滝野川ごぼう/東京都
・大浦ごぼう/千葉県
・堀川ごぼう/京都府
・宇陀金ごぼう/奈良県
・若ごぼう/福井県・大阪府
ごぼうは江戸初期に、東京の滝野川地域で栽培された滝野川ごぼうが始まりとされていて、この品種をもとに現在は全国各地で生産されています。関東では滝野川ごぼうの他に大浦ごぼうも収穫されていますが、天然記念物に指定されているため、市場には出回らず寺院などに奉納されているようです。
関西地方では京野菜の堀川ごぼうが有名で、中が空洞である形状を生かして、肉や魚のすり身を詰めて調理されることがあるのが特徴です。また、宇陀金ごぼうと呼ばれる表面が土中の鉱物によって輝くごぼうや、若ごぼうといった葉まで食べられる珍しいごぼうもあります。
ごぼうの漢字の語源・由来を覚えておこう
ごぼうは漢字で「牛蒡」と書き、牛の尾に由来されていることがわかりました。難しい漢字ではありますが、漢語の語源を理解すると覚えやすいかもしれません。また、ごぼうを食用とする国は少ないことや、品種や栄養の豆知識も活用してごぼうの味わいをより一層愉しんでください。