ショートケーキの由来とは?「短い」の意味ではない?起源や海外との違いも紹介!
ショートケーキの「short」の意味を知っていますか?今回は、ショートケーキの名前の由来・意味に加えて、日本と海外のショートケーキの違いも紹介します。ショートケーキの起源やなぜいちごが使われるのかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
②フランスのショートケーキ
フランスのショートケーキには、アーモンドペーストを効かせてしっとりさせた生地を使います。そこへバタークリームやカスタードクリームといちごを挟み、側面にいちごの断面が見えるよう重ねるのが特徴です。こうしたフランス式ショートケーキの多くは、フランス語で「いちご」を意味する「フレジェ(fraisier)」という名前で販売されています。
ショートケーキの上にはなぜ「いちご」?理由は起源にある?
ショートケーキにはなぜいちごが載せられているのか疑問を抱いたことのある方もいるのではないでしょうか。ここでは、ショートケーキにいちごが使われる理由について説明します。
起源となるアメリカのショートケーキにいちごが使われているため
日本で一般的にショートケーキとして知られているものは、アメリカのショートケーキを模したと言われています。アメリカのショートケーキは、硬さのあるサクサクした食感の生地と生地の間にいちごを挟んだりケーキの一番上にいちごを載せることが多く、これが日本にもたらされたようです。
大正時代に製菓技能を学ぶため渡米した不二家の創設者、藤井林右衛門が日本人向けに柔らかいスポンジ生地を使って「ショートケーキ」の名前で販売していたことが分かっいます。
「ショートケーキ」の意味について覚えておこう
「ショートケーキ」は日本ではふんわりとしたスポンジ生地が用いられますが、起源を辿ると海外ではサクサクとしたビスケット生地が用いられたものを指すことがわかりました。「ショートケーキ」は必ずしもホイップクリームといちごを使用したケーキを指すわけではなく、様々なケーキを意味する可能性があるということを覚えておきましょう。