青パパイヤとは?栄養価・効能は?下ごしらえや食べ方・レシピまで紹介!

【野菜ソムリエ監修】青パパイヤとはどんな野菜か知っていますか?今回は、青パパイヤの〈旬の時期・味わい・栄養価・効能〉など特徴や切り方・下ごしらえの仕方なども紹介します。〈サラダ・漬物〉など、青パパイヤの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |野菜ソムリエ 寺原大介
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キリンビール名古屋支社食材開発を担当し、あらゆるジャンルの飲食店に食材、物流、メニュー作成の提案を行い、退職後2014年野菜料理居酒屋...
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キリンビール名古屋支社食材開発を担当し、あらゆるジャンルの飲食店に食材、物流、メニュー作成の提案を行い、退職後2014年野菜料理居酒屋 菜食庭心オープン現在。メニューは宮崎のこだわり野菜を中心に常時100種類以上の野菜料理。毎日野菜に触れる日々。宮崎第1期野菜ソムリエ(ジュニア)、出汁ソムリエ、アスリートフードマイスター所持。飲食に触れた20年以上のキャリアから皆様に野菜が楽しくなる情報をお伝えしたいと思います。

目次

  1. 青パパイヤとは?
  2. 青パパイヤの特徴は?パパイヤとは別物?
  3. 青パパイヤの旬の時期・産地
  4. 青パパイヤの味わい・食感は?おいしい?
  5. 青パパイヤの栄養価や効能は?ダイエット効果あり?
  6. ①食物繊維
  7. ②パパイン
  8. ③ビタミンC
  9. ④ポリフェノール
  10. 青パパイヤの切り方・下ごしらえの仕方は?
  11. 青パパイヤの切り方
  12. 青パパイヤのアク抜き・下ごしらえの仕方
  13. 青パパイヤの選び方と保存方法
  14. 青パパイヤの選び方
  15. 青パパイヤの保存方法
  16. 青パパイヤの美味しい食べ方・レシピは?
  17. ①青パパイヤとツナのサラダ
  18. ②青パパイヤの漬物
  19. ③青パパイヤの炒め物
  20. 青パパイヤを食べてみよう

青パパイヤとは?

果物のパパイヤを知っている人は多いかもしれませんが、その中でも青パパイヤとはどのような食材なのでしょうか。まずは青パパイヤについて、果物のパパイヤとの違いや旬の時期や味などを確認していきましょう。

青パパイヤの特徴は?パパイヤとは別物?

青パパイヤとは未熟な状態のパパイヤを指す名称で、同じパパイヤの実でも完熟したものは果物として食べ、未熟なものは野菜として食べています。果物のパパイヤの果肉が黄色く柔らかく歯ごたえが無いのに対して、青パパイヤの果肉は白く歯ごたえがあります。

青パパイヤの旬の時期・産地

パパイヤはもともと中南米が原産の植物で、世界中の熱帯や亜熱帯地域で生産されています。熱帯地域など四季のない場所では年中生産できますが、日本では暑い時期のみの生産が可能で7月から11月初旬に店頭に並び、旬は8月から9月頃です。国内は沖縄や鹿児島が主な産地ですが、愛知県や高知県でも生産されています。

寺原大介

野菜ソムリエ

私の地元宮崎でも近年、パパイヤを宮崎の特産にしようという計画で学校給食に出すなどして、まずは県民への認知活動を行っています。

青パパイヤの味わい・食感は?おいしい?

青パパイヤは前述した通り白い果肉で歯ごたえがあり、シャリシャリとした食感が特徴で、味はクセが無くほんのりとした甘味があります。果物のパパイヤが黄色の果肉で甘くねっとりとした食感なので、見た目も味も対照的です。

Twitterの口コミ

わいわい市にて
完熟前の青パパイヤを
初ゲット!
栄養の宝庫だそうで
ポリフェノールは
赤ワインの7.5倍とか!
薄くスライスして
豚肉&シメジと炒め
味付けは
塩&コショウ&カレー粉
シャキシャキして
おいしーい😆
#青パパイヤ #チェブラーシカ

青パパイヤの栄養価や効能は?ダイエット効果あり?

パパイヤの未熟な状態である青パパイヤにはどのような栄養が含まれているのでしょうか。スーパーフードとして注目されつつある青パパイヤは、美容やダイエットにも効果が期待できるのかを確認していきます。

①食物繊維

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
2.2mg 20mg 11%

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

青パパイヤに多く含まれる食物繊維は、消化されずに腸内を通ることから腸内の有害物質の排出を促すほか、善玉菌を増やして腸内環境を整えることで便秘解消にも役立ちます。他にも血糖値上昇の抑制や血中コレステロール濃度の低下といった効能を持つなど、健康維持に効果的な栄養素です。(※2)

②パパイン

パパインとは青パパイヤに含まれる強いタンパク質分解酵素のことで、この酵素はタンパク質だけでなく糖質や脂質も分解することができる珍しい食物酵素です。その量も果物の中では最高と言われるほど多く、熱や酸にも強いため加熱してもその効果を保ち、胃の中でも効果があるのが特徴です。

青パパイヤを食べると、パパインが胃腸の中で食物の分解を助けるため、体内の消化酵素の消費量が減ります。すると、その分消化酵素が体内の脂肪や糖質の代謝に働くことから、ダイエット効果が期待できます。

③ビタミンC

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