青パパイヤとは?栄養価・効能は?下ごしらえや食べ方・レシピまで紹介!
【野菜ソムリエ監修】青パパイヤとはどんな野菜か知っていますか?今回は、青パパイヤの〈旬の時期・味わい・栄養価・効能〉など特徴や切り方・下ごしらえの仕方なども紹介します。〈サラダ・漬物〉など、青パパイヤの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
45mg | 100mg | 45% |
青パパイヤには多くのビタミンが含まれており、なかでも美容に欠かせないビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは美肌に重要なコラーゲン生成に必要な栄養素で、シミやソバカスの予防にも効果があります。他にも免疫力を高め、風邪などをひきにくくする効能もある栄養素です。(※3)
④ポリフェノール
ポリフェノールには、老化やがんの原因と言われる活性酸素を抑える抗酸化作用があり、シミやしわの予防といった美容効果も期待できます。他にも血液をサラサラにし、心筋梗塞や糖尿病といった生活習慣病の予防にも効果を発揮すると言われています。
ポリフェノールが多い食品としてはワインなどが有名ですが、青パパイヤはワインの7.5倍ものポリフェノールが含まれているそうです。(※4)
青パパイヤの切り方・下ごしらえの仕方は?
青パパイヤがダイエットや美容にも効能があることがわかりましたが、日本ではあまり馴染みが無い食材なので切り方や下ごしらえの仕方がわからない人も多いかもしれません。そこでここからは、青パパイヤの切り方や下ごしらえの仕方を詳しく紹介します。
青パパイヤの切り方
青パパイヤは以下の手順で切ります。
1.青パパイヤをきれいに洗う
2.縦半分にカットする
3.中の空洞に種があればスプーン等できれいに取り除く
4.実の上下の固い部分を切り落とす
5.皮をピーラーなどで剥く
青パパイヤの皮は固そうにみえますが、カボチャ程は固くなく包丁で簡単に切ることができます。皮も簡単にピーラーで剥けますが、多少食べても問題はないので剥き残しがあっても構いません。また、青パパイヤを切ると白い乳液がでてきますが、この液に肌の弱い人が触れると痒みやかぶれがでることがあるので心配な人は手袋をつけて扱いましょう。
また、青パパイヤには種のあるものと無いものがありますが、どちらも果肉部分は問題なく食べられます。パパイヤには雌雄の株があり、青パパイヤを栽培する際は雌株中心に栽培されることが多いため、受粉せずに育った種のない果実が青パパイヤとして出回ることが多いようです。
青パパイヤのアク抜き・下ごしらえの仕方
皮を剥き終えた青パパイヤは以下のように料理にあわせて好みの大きさにカットし、アク抜きをします。
・細かい千切り、いちょう切りなど用途に応じて切り方を変える
・切った後に10分ほど水に晒してアク抜きする
青パパイヤは食感が特徴の食材なので、切り方は料理に合わせて変えることをおすすめします。また、青パパイヤは酵素の力を活かして肉を柔らかくする用途にも使えますが、その場合は加熱せずに生の状態ですりおろしや千切りを肉と一緒に漬け込むことが必要です。
(※パパイヤの食べ方や切り方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
寺原大介
野菜ソムリエ
意外と下ごしらえが手間なイメージの青パパイヤですが、野菜の直売所などでは既に千切りにして売ってあるところもあるので見つけられた際には是非購入していただきたいです。
青パパイヤの選び方と保存方法
青パパイヤを実際にお店で選ぶ際は、どのような基準で選んだら美味しく新鮮な青パパイヤを選ぶことができるのでしょうか。ここでは、青パパイヤの選び方や、購入した後の保存方法を紹介するので参考にしてください。
青パパイヤの選び方
青パパイヤを選ぶ際は以下の点に注意して選びましょう。
【選び方】
・手にもってずっしりと重いもの
・表皮が青々としていて、傷や変色のないもの
・表面に白い果粉がついている
手に持った時、大きさの割に軽いものは中の空洞が大きく果肉部分が薄いことが多いです。また、青パパイヤは若く新鮮なものの方が美味しく、酵素の量も多いため若々しい色の実を選ぶようにしましょう。
前述した種あり種なしは外観では見分けが付きにくく、味もさほど変わらないので気にしなくても大丈夫ですが、細く長い物の方が種が入っていることが多いようです。