さんまの内臓は食べれる?寄生虫の心配は?取り方・下処理やレシピのおすすめも紹介!
さんまの内臓は食べれるかどうか知っていますか?今回は、さんまの内臓の味わいに加えて、寄生虫がいるかや、見分け方なども紹介します。そのほかにもさんまの内臓の取り方や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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出典: @noranekotoko
さんまの体表で見かける黒色の糸状のものは、サンマヒジキムシと呼ばれる寄生虫です。体長は7~10cm程度で、頭がさんまの筋肉に食い込んだ状態で寄生します。店頭に並ぶ際に処理されていることが多く、誤って食べても人間に寄生することはありません。内臓で見かけた場合は、取り除いてから食べましょう。
④内臓の色が緑色
購入したサンマを開いた時に内臓の色が緑色になっていることがありますが、これは寄生虫の仕業ではありません。ビリベルジンと呼ばれる、胆汁の色素が付着していることで起こる現象です。味にも健康にも問題はないので、そのまま食べましょう。
さんまの内臓の取り方は?
さんまの内臓の取り方の手順は、以下の通りです。
①手早くさんまを洗い、鱗を洗い流す
②胸ビレの下から包丁をななめに入れる
③裏返して②同様に包丁を入れる
④頭の上から骨のあたりまで、腹わたを切らないように切り込みを入れる
⑤頭をもって、そっと引っ張る
内臓を取る際にさんまの頭は切り落とさず、引っ張った時に骨が切れていないようならちぎるのがポイントです。力を入れずにさんまの頭を引っ張るだけで、わたがついてきます。
さんまを内臓ごと使ったレシピ
さんまの内臓は、調理法によっては気にせずに美味しく食べられます。ここでは、さんまを内臓ごと使ってつくるメニューを6つ紹介します。
①さんまの塩焼き
丸ごとのさんまに塩を振り、魚焼きグリルで焼くだけなので簡単にできます。手間はかかりますが、一度内臓を取り出してから、焼く時に戻すとより美味しく仕上がるようです。内臓は大根おろしと食べると苦味を感じにくいです。
②さんまの丸干し
さんまは内臓ごと丸干しにしても、美味しく食べられます。このレシピでは内臓を取り除いていますが、頭を落としてそのまま丸干しのするのもおすすめです。塩水に数時間さんまを漬けてから干すだけと、自宅でも簡単に作れます。