肉の焼き加減10種類を画像で比較!ミディアムレア・ブルーレアの焼き具合って?
肉の焼き加減別での名前を知っていますか?今回は、ブルーレアレア・ミディアムレア・ウェルダンなどの肉の焼き加減の種類【10選】や、それぞれの特徴を画像とともに紹介します。肉の焼き加減の種類別の中部温度についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ミディアムレアは、レアよりも長く火に当てて焼かれています。中まで完全に火は通っていないものの、肉の中まで温かくなっている状態です。切ると赤い肉汁が出てきて、断面は赤よりもややピンクに近い色になっており、肉の中心温度は65度ほどです。
⑥ミディアム(medium)
ミディアムは肉の表面はしっかりと焼けて茶色くなっていますが、切った時の肉の中心部はほんのりピンク色です。ステーキでも焼けた部分と生の部分を両方味わうことができるため、多くの人に好まれる焼き加減です。
中心部の温度は65~70度になっており、肉のタンパク質が固まっています。ナイフやフォークで押すと、少し弾力が出てきていることがわかることでしょう。
⑦ミディアムウェル(medium well)
肉の中心部以外はほぼ火が通っているのがミディアムウェルです。ミディアムよりもさらに火が通っており、内部もピンク色の部分がほんのり残っているだけです。表面にはかなりはっきりした焦げ目がつき、歯応えのある食感を楽しめます。
⑧ウェル(well)
ウェルは英語で「well」と表記し、「かなり」「十分に」という意味を持っています。ウェルはその意味の通り、肉全体に十分に火が通り、ミディアムウェルよりピンク色の部分が少ない焼き加減です。肉汁はかなり流れ出てしまうため、霜降り肉などの脂身が多い肉よりも、歯応えのある赤身肉と相性が良いと言えるでしょう。
⑨ウェルダン(well done)
表面だけでなく中心も全体によく火が通っており、内部にも赤みがない焼き加減がウェルダンです。全体の9割程度が焼けており、肉汁もほとんど出ません。ナイフやフォークで押すと、しっかりと押し返されるような弾力が感じられ、中心部の温度は70〜80度程になっています。
⑩ベリーウェルダン
肉全体に完全に火が通って焼き上がっているのがベリーウェルダンで、切った時にも肉汁は全く出ません。真っ黒焦げにせず、歯応えのある焼き加減であるベリーウェルダンに仕上げるには意外と技術が必要です。
色々な肉の焼き加減で食べてみよう
ステーキやハンバーグは焼き加減によって、歯応えや食感、味に様々な変化が起こります。いつも同じ焼き加減で食べるのも良いですが、その日の気分や肉の種類に合わせて、肉を色々な焼き加減で食べて楽しんでみましょう。