長芋・山芋を冷凍で保存する方法・期間は?すりおろし・カット別に解凍法や活用レシピを紹介!
【管理栄養士監修】長芋・山芋は冷凍保存で長持ちすると知っていますか?今回は、長芋・山芋を〈すりおろし〉〈千切り・短冊〉〈乱切り〉〈輪切り〉で冷凍保存する方法・期間や、解凍の仕方・使い道について紹介します。賞味期限の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- 長芋・山芋の冷凍保存が向いている場合とは?
- ①すりおろし・とろろにした場合
- ②短冊・千切りなど細かいカット済みの場合
- 使いかけ・丸ごと1本の場合は冷蔵か常温保存でOK
- 長芋・山芋【すりおろし・とろろ】の冷凍保存
- 冷凍保存する方法・手順
- 解凍の仕方・使い道
- 活用レシピ|とろろピザ
- 長芋・山芋【短冊・千切り】の冷凍保存
- 冷凍保存する方法・手順
- 解凍の仕方・使い道
- 活用レシピ|長芋とレンコンのワサビマヨサラダ
- 長芋・山芋【乱切り】の冷凍保存
- 冷凍保存する方法・手順
- 解凍の仕方・使い道
- 活用レシピ|長芋乱切りバターソテー
- 長芋・山芋【輪切り】の冷凍保存
- 冷凍保存する方法・手順
- 解凍の仕方・使い道
- 活用レシピ|長芋ステーキバター醤油味
- 長芋・山芋の賞味期限が切れたらどうなる?
- 傷んでいるが食べられる状態
- 腐っている状態
- 長芋・山芋は冷凍保存で長持ち
長芋・山芋の冷凍保存が向いている場合とは?
実は、山芋といった品種はなく、自然薯、大和芋、長芋などをまとめて山芋と読んでいます。山芋と表示あるものは自然薯のことを指し、調理過程でコンパクトにできるので冷凍保存に向いている食材です。この記事では冷凍保存に向いている場合や保存方法などを説明します。
①すりおろし・とろろにした場合
すりおろしてとろろ状態にした長芋や山芋は、大量になっても冷凍用のバッグに入れて冷凍保存をすることができます。空気を抜くことですりおろし状態のものは長期間の保存が可能になるので、すりおろした山芋を長期保存したい時におすすめです。
②短冊・千切りなど細かいカット済みの場合
すりおろしやとろろでなくても、短冊切りや千切りの状態の山芋も冷凍に向いています。短冊切りや千切りなどのカットした長芋や山芋は、1回分に分けて冷凍保存しましょう。短冊切りや千切りにカットした後、くっつかないようにするのがポイントです。冷蔵よりも長期冷凍保存が可能になるので、大量にある山芋を保存したい時にもおすすめです。
使いかけ・丸ごと1本の場合は冷蔵か常温保存でOK
長芋が丸ごと1本や使いかけの場合は、冷凍しなくても常温保存か冷蔵保存で大丈夫です。新聞紙で長芋や山芋をくるみ、テープや輪ゴムなどで止めてから常温で保存しましょう。
(*長芋・山芋の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
長芋・山芋【すりおろし・とろろ】の冷凍保存
すりおろしてとろろ状態にした長芋や山芋の冷凍保存方法について説明します。上手な解凍方法や活用法についても紹介するので、順番にチェックしていきましょう。
冷凍保存する方法・手順
すりおろしたとろろ状態の長芋や山芋を冷凍保存する方法を説明します。
【冷凍バックで冷凍保存する方法】
1.とろろ状態の長芋や山芋を冷凍用のバッグに入れる
2.空気を可能な限り抜き、平になるようにして冷凍する
3.半分ほど冷凍できたら、箸などで線を引く(解凍時に使いやすく折れるように)
【製氷皿で冷凍保存する方法】
1.製氷皿にとろろを流し込んで冷凍する
2.凍ったらラップに1個ずつ包んで冷凍バッグに入れてまとめて保存する
バッグに入れて保存するときのポイントは、空気を極力抜くことです。長期間、保存したい場合は特に意識してみてください。また、製氷皿で冷凍すると一回分ずつ小分けになっており、使いやすくなっています。
秋山 嘉代
管理栄養士
すりおろす時は手に持つ部分の皮を剥かずに残しておくとすりやすくなります。すりおろす他にも、適当な大きさに切って、バーミックスでつぶす、丈夫な保存袋などに入れて麺棒で叩く方法でもとろろ状になりまよ。
解凍の仕方・使い道
解凍する際は、箸で線を入れておけばそこから折り、冷蔵庫に入れての自然解凍が一番のおすすめです。直ぐに使いたい時は、流水解凍してください。1回分の量などを予め予測しておき、一度解凍したとろろを再冷凍するのはおすすめしません。何の料理にどのくらい使うのかという使い道も予測しながら、その分の量を簡単に取れるようにしておきましょう。