リコリス菓子とは？世界一まずい味って本当？効能や通販商品のおすすめも紹介！

リコリス菓子とは何なのか知らない人でも、フィンランドの世界一まずいお菓子・サルミアッキの名前を聞いたことがある方は多いのでしょうか。このサルミアッキはリコリス菓子のひとつとして一番有名なお菓子ですが、リコリス菓子とは何なのかについて紹介します。

北欧で馴染みの深いリコリス菓子は、原材料の名前・リコリスをそのままつけられたお菓子です。食感はグミに近く、食用灰を使って真っ黒に着色されているのがリコリスの特徴です。

作る工程で塩化アンモニアをリコリスに混ぜて作られる為、強いアンモニア臭を持っています。アメリカやイギリスなどでは赤いリコリス菓子も存在し、一般にリコリスというとリコリス菓子の総称として使われる様です。

リコリスは、スペインカンゾウという別名を持つ多年草の植物で、漢方薬として使われる甘草の仲間です。リコリスの根にはフラボノイドなどの抗酸化作用を持ち、砂糖の50倍の甘さがある甘味成分グリチルリチンを含み、ハーブティーとしても使われます。

古代ローマ時代から、リコリスは喉の炎症を抑える作用があると知られており重宝されていたようです。北欧などの地域では、リコリス菓子はのど飴のような立ち位置なのでしょう。一説では、リコリスを使った喉の薬の味が人気を博した結果、リコリスをお菓子として販売に至った逸話もあります。

リコリス菓子がハーブから作られているお菓子であることはわかりました。では、味わいはどのようなものなのでしょうか。ここでは、リコリスを実際に食べた人の口コミと共の合わせて紹介します。

リコリス菓子は北欧では、とても人気が高くバラエティも豊かに売られています。残念ながら、日本人の多くの人はこのリコリスをまずいと表現しています。

個人の味覚はそれぞれですので一概には言えませんが、その見た目の黒さや強い塩味に加えて鼻をつくアンモニア臭が、日本人の見た目や香りを愉しむ食文化と合わないのかも知れません。

まずいと定評のあるリコリス菓子ですが、原料に使われているリコリスは健康に良い漢方薬やハーブとして知られています。ここでは、リコリス菓子に期待できる効果と効能について説明します。