マコロンとは?マカロンと違いある?発祥の歴史や作り方・レシピも紹介!
マコロンはどんなお菓子か知っていますか?マカロンと違いはあるのでしょうか?今回は、マコロンの〈歴史・味わい・名産地〉など特徴や、カロリー・糖質なども紹介します。マコロンの作り方・人気レシピや、通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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マコロンとは?どんなお菓子?
洋菓子のマカロンと似た名前のマコロンと呼ばれるお菓子があります。マコロンとはどのようなお菓子なのでしょうか。マコロンの歴史や名産地のほか、カロリーや糖質、味の特徴について解説します。
マコロン発祥の歴史と名産地
マコロンとは仙台が発祥の和菓子で、落花生の粉末と卵白、砂糖などを混ぜた生地を焼き上げて作ります。見た目は丸い形で薄茶色をしており、表面はひび割れていて中は空洞になっているのが特徴です。
マコロンは19世紀に日本にもたらされたマカロンが元となっています。マカロンはアーモンドを主原料として作るお菓子ですが、当時の日本ではアーモンドは馴染みの浅いものであったため、日本人にはあまり受け入れられませんでした。そこで、江戸時代の末期ごろにアーモンドの代わりに落花生を使って作られたのがマコロンです。
マコロンの名産地は宮城県仙台市で、仙台駄菓子と呼ばれる和菓子の一種として地元民から愛され続けています。この仙台駄菓子は、茶の湯好きの仙台藩祖である伊達政宗が発展させたと言われています。
マコロンのカロリー・糖質
100gあたり | カロリー | 糖質 |
マコロン | 521kcal | 53g |
マカロン | 377kcal | 54.27g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記の表は、マコロンとマカロンのカロリーおよび糖質量を示したものです。マコロンのカロリーはマカロンより144kcal高い一方で、糖質量は同じくらいです。
マコロンは高カロリーな落花生を主原料として作られているためカロリーが高く、100gあたりのカロリーはご飯一合分ものカロリーがあります。また、マコロンの100gあたりの糖質量はうどん一玉分の糖質量に相当します。マコロンはカロリーも糖質量も高いお菓子であるため、ダイエット中の方は食べるのを少量に留めたほうが良いでしょう。
マコロンの味わい・食感は?おいしい?
マコロンの食感は軽い歯ごたえがあり、落花生の風味と旨味のある味わいが特徴です。マコロンの中の空洞には落花生が入っているものもあり、落花生の素朴で懐かしい味が楽しめます。マコロンは甘味が強いため、コーヒーや紅茶にもよく合います。
Twitterの口コミ
今日のおやつは、渡辺製菓「みちのくの駄菓子 仙臺マコロン」。カリカリの食感に、落花生の風味たっぷりで美味~い♪結構甘いので、お茶に合うねー^^懐かしの味です。ご馳走様でした。 #yuzawa #oyatsu
Twitterの口コミ
今日のおやつ。落花生マコロン。生地にピーナッツが練りこんであって、食口に入れるといい香り。サクサクの食感で、つい食べ過ぎちゃうけど、甘いから危険!
マコロンとマカロンの違いは?
マカロンとマコロンは名前がよく似ていますが、原材料や見た目、味など様々な点において違いがあります。マカロンはイタリアで誕生した洋アーモンドプードルを使った菓子であるのに対して、マコロンはマカロンを真似た落花生の粉末を使った仙台発祥の和菓子です。マカロンとマコロンは見た目や味にも大きな差があります。
マカロンはカラフルで光沢のある生地にジャムやバタークリームを挟んで作る一方で、マコロンの表面は薄茶色でざらつきがあり、クリームを挟まずに作るのが一般的です。マカロンは柔らかい食感がありサンドされたクリームの味が楽しめますが、マコロンは軽い歯ごたえと落花生の素朴な風味が特徴です。
(※マカロンについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
マコロンの作り方
マコロンは、材料を揃えれば家庭でも簡単に作ることができます。ここからは、マコロンの材料や作り方を紹介します。