じゃがいも「インカのめざめ」とは?どんな特徴の品種?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】「インカのめざめ」というじゃがいもの品種を知っていますか?今回は、インカのめざめの〈旬の時期・産地〉や、味わい・食感の特徴を生かした美味しい食べ方を紹介します。インカのめざめの保存方法や人気レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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「インカのめざめ」とは?どんなじゃがいも?
メークインやきたあかりなど、じゃがいもにはいろいろな品種がありますが、インカのめざめといった珍しい名前のじゃがいもを目にする機会が増えています。南米インカ帝国の名前を冠する、インカのめざめというじゃがいもについて紹介します。
インカのめざめは南米原産のじゃがいもの改良品種
インカのめざめは、2002年に品種改良によって生まれた新しいじゃがいもの品種です。南米アンデス地方でお祝いやお祭りの際に食べられていた高級じゃがいもを、日本で栽培できるように改良されたもので、見た目はやや小ぶりの形に濃い黄金色をしています。
一般的なじゃがいもよりも小さいサイズなので取りこぼしも多く、収穫量も少ないため高級食材として扱われています。値段も高めですが、普段食べているじゃがいもとは違った味わいで、レストランなどでも人気です。原産地のアンデス地方では13~15世紀インカ帝国が栄えていたことに由来して、この名前が付けられたようです。
(※じゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
インカのめざめの旬の時期・産地
インカのめざめの主な産地は北海道で、全国の生産量の約8割を占めています。また、インカのめざめは9~11月の秋ごろに旬を迎えるじゃがいもで、旬の時期以外では入手が難しいことでも知られています。インターネット販売やお取り寄せを利用して、インカのめざめが出回る時期に入手するとよいでしょう。
インカのめざめの味わいの特徴や食べ方のおすすめは?
インカのめざめは、比較的新しく誕生したじゃがいもで、その味わいや食べ方はあまり知られていません。なじみのあるメークインや男爵イモとは違った、インカのめざめに見られる特徴的な味わいやおすすめの食べ方を紹介します。
インカのめざめの味わい・食感の特徴
インカのめざめは強い甘みがあるところが特徴で、一般的なじゃがいもの糖度が4~5℃になるのに対して、インカのめざめの糖度は6~8℃もあります。まるで栗やさつまいものようなほくほく感があり、少し粘りを感じるくらいねっとりした食感も特徴です。繊維が細かく、舌にのせてもなめらかで、濃厚な甘みが感じられるでしょう。
Twitterの口コミ
トマト鍋🤤
トマトジュースがあるからそれで作れそうですねそれwww
インカのめざめは小さめで黄色く甘みが強めのホクホクしたじゃがで、ポテトサラダなんかにいい感じ😍
今回は塩かけて食べました。
あしたも、いい天気やといいねぇ🤔
出来ればじぶんもアクティブに漫喫しよう!💪✨
Twitterの口コミ
イエコック カット野菜宅配 このじゃがいもは「インカの目覚め」という品種
色も味も栗(くり)の様な味わいで、ちょっとだけ珍しいじゃがいもです。
インカのめざめの美味しい食べ方
濃厚な甘みやほくほくした食感があるインカのめざめを、よりおいしく味わえるおすすめの食べ方を紹介します。
・素揚げ
・じゃがバター
・肉じゃが
インカのめざめはもともと味わいが強いので、濃い味付けや凝った調理よりもシンプルな料理が向いています。皮ごと素揚げをしたり、じゃがバターなどで食べると、皮の香ばしさが中の甘みをより引き出して美味しく食べられるでしょう。また、煮崩れしにくい特性があるので、肉じゃがなどの煮物にも向いています。
安部加代子
野菜ソムリエ
インカのめざめは、調理後でも黒変は無く、さらに鮮明な濃黄色を保ちます。その色見や甘味の強さを活かしてアイスクリーム、ケーキなどお菓子にも使われます。