チレはどこの部位?ホルモン?味わい・栄養価など特徴や食べ方のおすすめも紹介!
チレは牛肉のどこの部位か知っていますか?見たことがない人も多いかもしれません。今回は、チレの部位や味・食感など肉質の特徴にくわえ、栄養価・カロリーも紹介します。チレの焼き方のコツや美味しい食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
チレに含まれる主な栄養素は以下の通りです。
・タンパク質
・鉄分
・ビタミンB12
・ナイアシン
チレは栄養価の面でもレバーに似ていて、豊富な栄養を含む高栄養食品です。中でも血液や筋肉・骨・爪・髪などを構成している重要な栄養素であるタンパク質を多く含みます。そのほか、めまいや貧血を予防し赤血球の元になる鉄分や、赤血球を作る助けになるビタミンB12など不足しがちな栄養素を含むところが特徴です。
また、ナイアシンはビタミンB群の一種で人間の体内でも作られる成分ですが、不足するとうつ・口内炎・イライラ・胃腸障害につながる栄養素です。
チレのカロリーや糖質・脂質
カロリー | 糖質 | 脂質 | |
チレ | 145kcal | 0g | 4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記はチレ100g当たりのカロリー・糖質・脂質を示した表です。チレの100gあたりのカロリーは、成人男性の1日あたりのカロリー摂取量の目安の7%にあたります。ほか、成人男性の脂質の1日あたりの摂取量の目安が60~90gであることを考えると、チレの脂質量はそこまで多くはありません。
このようにチレはそこまでカロリーが高くなく、さらにタンパク質などの栄養も豊富に含むため、ダイエットにも向いている食材と言えます。
チレの美味しい食べ方・レシピ
新鮮なチレは生食でも美味しいですが、家庭で作るなら火を通して食べるのが安心でしょう。ここからは、家庭でも作れるレシピや外国のレシピも紹介するので、気になるものがあったらぜひ家庭でも作ってみてください。
①チレニラ炒め
レバーの代わりにチレを使ったレシピですが、レバーほど臭みやクセがないので臭み抜きをしなくても使えます。それでも臭みが気になるようなら、レバーの下処理と同じようにお酒や牛乳にチレを漬けてから使うと良いでしょう。
②チレの唐揚げ
チレは、やや濃いめの味付けと相性が良い部位です。このレシピでは、下味の調味料に酒や生姜、ニンニクが入るので独特の臭みを和らげることができます。臭みが気になる場合は、時間をかけて下味をつけて揚げると良いでしょう。
③ミルツシュニッテン
こちらはチレを香辛料とともにペーストにしたものを、パンに塗って食べるドイツの料理です。ドイツ語でミルツは脾臓、シュニッテンは薄く切るという意味があります。ワインなどのお酒と一緒に出すのも良いでしょう。