コロッケは何語?英語じゃない?なんと言うのが正解?
コロッケは何語か知っていますか?実は英語ではありません。今回は、コロッケの起源・発祥や由来から、英語で言うとどう表現できるか紹介します。トンカツやエビフライなどのコロッケ以外の英語表現も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
日本の家庭料理のひとつである揚げ物は海外でもとても人気があります。コロッケ以外にも代表的な揚げ物のエビフライやトンカツなどを英語でどのように伝えればよいのでしょうか。ここでは、揚げ物を英語で説明する際に役立つ表現にいて紹介します。
①エビフライ(Deep-fried Shrimp|ディープフライドシュリンプ)
エビフライは日本で開発されたカツ料理の一つで、人気の洋食料理のメニューです。エビフライは海外では日本ほどポピュラーではありませんが、英語でDeep-fried Shrimp(ディープフライドシュリンプ)やDeep-fried Prawn(ディープフライドプラウン)の表現で、大体の人に伝わります。
ちなみにアメリカ英語では小型のエビをShrimp、車エビなど中~大型のエビをPrawnと分けて表現します。
②メンチカツ(minced meat cutlet|ミンスド ミート カットレット)
洋食料理メンチカツは、英語でminced meat cutlet(ミンスド ミート カットレット)と表現します。メンチは英語でひき肉を意味するmince(ミンス)が由来になった言葉です。一方のカツはカツレツを短縮した言葉で、英語の肉の切り身を意味するcutlet(カットレット)からきています。
なお、関西ではひき肉の正しい発音に近い「ミンチ」を使ってミンチカツと呼んでいます。
③トンカツ(Pork cutlet|ポーク カットレット)
トンカツは日本で開発されたカツ料理の一つで、代表的な洋食料理です。カツは前述した通りカツレツの略で、肉の切り身を意味するcutlet(カットレット)が語源になっています。
英語ではトンカツをPork cutlet(ポーク カットレット)などと表現するのが一般的です。西洋にもポークカツレツという料理があるので、Japanese pork cutlet(日本式ポークカツ)と伝えたほうが違いが分かるでしょう。昨今ではトンカツの呼称が海外にも知れ渡りつつあり、英語でもTonkatsuの固有名が認知されています。
④鶏の唐揚げ(Fried chicken|フライド チキン)
人気の揚げ物ランキングで毎年上位の鶏の唐揚げは、日本で独自に発展した洋食です。海外でも日本の唐揚げは人気があり、英語ではFried chicken(フライドチキン)と表現します。
ただし、英語圏にも独自のフライドチキンがあることから、鶏の唐揚げを表す場合はJapanese fried chicken(ジャパニーズフライドチキン)やFried chicken Japanese style(フライドチキンジャパニーズスタイル)などと表現したほうが伝わりやすいでしょう。
コロッケを正しく英語で表現しよう
コロッケは英語ではなくフランス語のクロケットが起源だと分かりました。海外では「コロッケ」と発音しても通じないので、海外でコロッケを食べたくなった場合は今回紹介した英語表現を活用してみてください。