大トロと中トロの違い・見分け方は?値段・見た目・味わいなど特徴を比較して紹介!

大トロはマグロのどんな部位か知っていますか?そこで今回は、大トロと中トロの違いを〈見た目・脂の量・値段・味わい〉などで比較して見分け方を紹介します。大トロ・中トロの通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 大トロって?マグロのどんな部位?
  2. 大トロはマグロの「腹かみ」といった脂が多い部位
  3. 昔は大トロは廃棄されていた部位だった
  4. 大トロと中トロの違い・見分け方は?
  5. 大トロと中トロの見た目・脂の量を比較してみよう
  6. ①部位の違い
  7. ②値段・希少価値の違い
  8. ③味わい・食感の違い
  9. 大トロ・中トロの通販商品のおすすめ
  10. ①マグロの吉井 本マグロ大トロスライス 100g (9~10切入)(1,850円)
  11. ②クロマグロ 大トロ 200g 天然本マグロ 築地マグロ専門店(3,250円)
  12. ③最北の海鮮市場 天然本まぐろ・中トロ<生冷凍>(3,480円)
  13. 大トロ・中トロを食べ比べてみよう

大トロって?マグロのどんな部位?

お寿司屋さんに行けば同じマグロでも、大トロや中トロなどの名前をよく耳にします。では大トロにはどのような特徴があるのでしょうか?その特徴を解説します。

大トロはマグロの「腹かみ」といった脂が多い部位

大トロはマグロの頭に近い腹の部分で、マグロのトロと呼べる部分の中でも2割程しか取れない希少部位です。ほかに部位に比べ脂が多くのっていて、濃厚な脂の旨味と程よい口溶けの食感を楽しむことができます。

DHAやEPAを多く含んでおり、脳の活性化や血流の改善に効果的だと考えられている成分です。更にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンEも多く含まれており、カルシウムやリンの吸収を促す作用、動脈硬化や老化の予防などに効果が期待されています。

昔は大トロは廃棄されていた部位だった

現在ではお寿司屋さんや日本料理店でよく目にする大トロですが、冷凍や冷蔵の技術が乏しい時代には大トロは脂身が多いために保存が効かずすぐに傷んでしまっていました。更にその時代では脂っぽい食事になじみがないため、大トロはそのほとんどが廃棄処分となっていました。

大トロと中トロの違い・見分け方は?

では大トロと中トロではどのような違いがあるのでしょうか?見分ける時はどこを見ればいいのでしょうか?次はその違いを解説します。

大トロと中トロの見た目・脂の量を比較してみよう

上の写真は上が大トロ、下が中トロですが、大トロと中トロの違いを見るうえでまず重要になるのは見た目と脂の量なので、その違いを見ていきましょう。

マグロは筋肉質のために筋肉の筋が多くありますが、大トロにはその筋が特に多いために白い筋が多く見られ、脂も多くのっています。中トロは赤身よりは白い筋が多く見られますが大トロほど多くはありません。脂も同様で、大トロよりは少なめです。

①部位の違い

大トロは腹部の部位であるのに対して、中トロは腹部だけでなく背中からも取れる部位です。マグロは大きく分けて赤身とトロに分けられますがそのトロの中でも頭近くの腹部から取れるトロを大トロ、それ以外を中トロと考えると良いでしょう。

②値段・希少価値の違い

大トロはトロの中で2割程しか取れないという事から希少価値が高く、その値段も高めです。回転寿司などでは200円で食べれますが高級店などでは一貫1,000円越えも珍しくありません。対して、中トロは大トロの約4倍とることができるので大トロよりは安くなっています。

マグロの初競りはその時期には話題に上ることも多く、2020年の初競りでは本マグロ1本に1億9320万円の値がつきました。

③味わい・食感の違い

大トロには脂が多く含まれていて、その脂の濃厚な旨味と程よい口溶けを楽しめるのに対し、中トロは脂身が少ない分赤身の旨味も多く含まれています。脂と赤身の2つが融合した美味しさと食感を楽しむことができるため、さっぱりとした味わいの方が好きだという方にはお勧めです。

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