タコイカの正体とは?タコとイカのどっちに分類されるの?

タコイカという生き物を知っていますか?タコのようなイカのような不思議な生き物です。今回は、タコイカの〈生態・生息地〉など正体や味わい・食感についても紹介します。タコとイカの違いも比較して紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. タコイカとは?どんな生き物?
  2. タコイカの正体
  3. タコイカ(マッコウタコイカ)は頭イカ・足タコの生き物
  4. タコイカの生態・生息地
  5. タコイカの味わい・食感は?
  6. ちなみにタコとイカの違いを掘り下げると?
  7. ①見た目の違い
  8. ②知能面の違い
  9. ③行動面の違い
  10. タコイカは不思議な生き物

タコとイカは高い知能をもっていますが、両者は知能の内容に違いがあります。無脊椎動物のなかでも道具を使えるのはタコだけと言われるほどタコは知能が高く、ココナッツの殻やなどを使って身を守ることもあるそうです。また、タコは優れた学習能力をもっており、餌が入っている瓶などの容器の蓋を開けたり、地理を理解して道順をインプットすることもできます。

一方で、イカは鏡に映ったものが自分であることを認識する鏡像認知があります。あるイカを使った実験によると、イカは食事の後に好物が出されることが分かると、胃を空かしておくために食事の量を抑えたそうです。さらに、イカはイヌと同じくらいの脳細胞があることも判明しており、イカもタコと同様に非常に知能が高い生き物であることが分かっています。

③行動面の違い

タコとイカは、行動面においても大きな違いがあります。タコは海底に住処を構えて体を隠し、海底を這うようにして移動します。タコは綺麗好きとして有名で、ゴミが少ない場所を選んで住処を作ったり、住処で貝などの餌を食べた後には貝殻を外へ出したりして住処を綺麗に保っているそうです。一方でイカは海中の様々な場所を泳ぎ回って暮らしています。

また、タコとイカの泳ぐ速さにおいても大差があります。タコはイカよりも身体が大きく足も長いため、速く泳ぐことはできません。一方でイカはタコにはないヒレをもっているため、タコよりも泳ぎに長けています。タコの泳ぐ速さは時速15km程度であるのに対して、イカはタコの倍以上の時速40kmもの速さで泳ぐことが可能です。

タコやイカは体内に墨をもっていますが、墨の質や使い道にも違いがあります。タコの墨は粘度が低いため、水中で噴射されると広範囲に広がり敵から身を守るための目くらましとして使うのが特徴です。イカの墨は粘度が高く水中で塊となって留まるため、これを自分の身代わりとして敵に錯覚させているうちに逃げます。

タコイカは不思議な生き物

タコイカは、タコとイカの特徴を組み合わせたような不思議な生き物です。タコイカは滅多に見られないため謎も多く、実物を見たことがある方や食べた経験がある方も少ないようです。運よくタコイカを店頭で見かけたら、タコイカを購入して食べてみましょう。

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