麦味噌はどんな特徴の味噌?原料や作り方は?味わいや使い方のおすすめも紹介!

麦味噌はどんな特徴の味噌か知っていますか?麦味噌を食べたことがない方も多いでしょう。今回は、麦味噌の名産地域や味わいなど特徴に加えて、原料・作り方や栄養価・効能なども紹介します。麦味噌の使い方・活用レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 麦味噌とは?どんな特徴の味噌?
  2. 麦味噌の名産地域
  3. 麦味噌の原料と作り方
  4. 麦味噌の味わい・風味は?まずい?美味しい?
  5. 麦味噌の栄養価・効能は?
  6. ①アミラーゼ
  7. ②β-グルカン
  8. ③カリウム
  9. ④大豆イソフラボン
  10. ⑤カルシウム
  11. 麦味噌のカロリー・糖質は?米味噌と比較!
  12. 麦味噌の使い方のおすすめは?
  13. 麦味噌に合う調理法について
  14. 麦味噌の活用レシピ
  15. ①豚ロース漬け焼き
  16. ②さつまいもの味噌汁
  17. ③麦味噌とチーズのおにぎり
  18. 麦味噌を使ってみよう

麦味噌とは?どんな特徴の味噌?

麦味噌はどのような地域で作られ、どんな味わいがするのか紹介します。また麦味噌の原料と作り方も紹介するので、オリジナルの麦味噌作りの参考にしてください。

麦味噌の名産地域

麦味噌の名産地域としては、九州地方全域・中国地方と四国地方の一部の地域があります。各地で稲作が積極的に行われていた平安時代に、麦味噌は生まれたと言われています。

これらの地域には「水はけが良い土」や「昼夜の温度差」という稲作に適した条件がありませんでした。そのため、稲よりも麦の生産を盛んに行っていたこれらの地域で麦を麹として使用し、麦味噌が作られたのです。

麦味噌の原料と作り方

まず味噌とは大豆に麹と塩や水を合わせて発酵させたものを呼びます。そして合わせる麹により呼び方が違い、大麦やはだか麦を原料とする麦麹を合わせたものが麦味噌です。

麦味噌の作り方は、始めに水で洗った麦を蒸してそれに麹をつけ塩分を混ぜて麦麹を作ります。次に大豆も麦と同じく洗浄してから蒸しあげ、つぶします。そして麦麹と蒸しあげてつぶした大豆を混ぜ合わせて、容器に詰め込み熟成させると完成です。

ちなみに熟成期間は辛口の麦味噌だと塩分が12%程度で約1年、甘口の麦味噌だと塩分が約10%で3ヶ月~6ヶ月必要になってきます。家庭で美味しい麦味噌を作るポイントは大豆に十分に水を含ませること、麦は米よりも水分を吸収するため水を多めに加えること、麹と塩をまんべくなく混ぜることです。

麦味噌の味わい・風味は?まずい?美味しい?

麦味噌の特徴は他の味噌では感じることができない、麦の香ばしさと甘みのある香りや旨味が強いところです。味わいとしては米味噌とは違い、あっさりとしていて喉越しの良さがあります。そのため味噌汁に用いると、夏でもさっぱりと味わうことが出来ます。

瀬戸内地域で作られている「瀬戸内麦味噌」は辛口味噌で、特に麦の香りが際立っていてコクも楽しむことが出来る逸品です。九州地方の鹿児島県の「薩摩味噌」は甘口味噌で、麦の粒を残しているので味噌と一緒に麦自体も楽しめるでしょう。

麦味噌の栄養価・効能は?

身体に良いイメージがある発酵食品の味噌ですが、具体的に麦味噌にはどのような栄養価や効能があるのか紹介します。これを機に、麦味噌の栄養価を知って是非料理に取り入れてみてください。

①アミラーゼ

麦味噌を作るために必要な麦麹には、アミラーゼという消化酵素が含まれています。アミラーゼには善玉菌の動きを活性化して食材の消化を促し、腸内環境を整える効果が期待できます。

②β-グルカン

麦味噌の原料の大麦は、水に溶ける水溶性食物繊維のβ-グルカンを多く含んでいます。β-グルカンには腸内環境を整えて便通をよくする効果や美容にも効果があります。また糖質の吸収を抑えてコレステロール値を下げるため、ダイエット中の人にもお勧めです。(※1)

③カリウム

麦味噌はミネラルの一種であるカリウムの含有量が、米味噌の約2倍です。カリウムが不足すると身体がむくんでだるく感じたり、高血圧や心臓病の要因となることもあります。またカリウムを摂取することで、精神的に不安定になったり怒りっぽくなるのを防ぐことが出来ます。(※2)

④大豆イソフラボン

味噌には、ポリフェノールのひとつである大豆イソフラボンが含まれます。メラニンの働きを抑えてシミやそばかすの予防にも繋がり、美容効果も期待できるでしょう。そして更年期障害の症状を抑止したりホルモンバランスを整えたり、乳がんの予防にも効果があると言われています。

⑤カルシウム

麦味噌の原料である大麦には、カルシウムが多く含まれているのも特徴です。カルシウムの働きは骨や歯の構成成分として体を支えることや、精神を安定させることがあります。血を固めて出血を防ぐ血液凝固や、体を動かすときの筋肉の収縮にも必要不可欠な栄養素です。(※3)

麦味噌のカロリー・糖質は?米味噌と比較!

カロリー 糖質
麦味噌 198kcal 23.7g
米味噌 217kcal 32.3g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※4)

それぞれ100g当たりのカロリーと糖質の量です。麦味噌は米味噌よりもカロリー、糖質どちらも少ないことがわかります。ダイエット中の人や、糖質を気にしている人には米味噌よりも麦味噌がおすすめです。

麦味噌の使い方のおすすめは?

麦味噌は栄養価も高く、カロリーも低いため毎日の料理に取り入れたいものです。ここからは、具体的にどのように調理するのがよいかを紹介します。麦味噌の特徴を活かした調理方法がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

麦味噌に合う調理法について

麦味噌は大麦特有の香ばしさと甘みのある香りが特徴なので、風味を楽しめる調理方法がおすすめです。野菜スティックに麦味噌をそのままつけると、麦の甘みを楽しむことが出来ます。香ばしさを活かすために、チャーハンや焼きおにぎりのように炒めたり焼いたりするのも良いでしょう。

また麦味噌はあっさりしていて喉越しもすっきりしているので、宮崎県の名物の冷や汁のような冷たい汁物だと夏にぴったりです。そして肉の下ごしらえに使うと麦味噌の酵素で肉を柔らかくして、麦の芳香や甘みが肉の旨味を引き出してくれます。

麦味噌の活用レシピ

さきほどおすすめした調理方法を用いて、家庭で作ることができる麦味噌を使ったレシピを紹介します。いろんな味わい方ができるレシピばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

①豚ロース漬け焼き

出典:https://cookpad.com/recipe/5088979

麦味噌を豚ロース肉に漬け込むだけのシンプルな料理です。お酒のおつまみにおすすめで、麦味噌の香ばしさや甘味と、肉の旨味を存分に楽しめるでしょう。

田舎味噌で豚ロース漬け焼き♡ by じゅねち 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが346万品

②さつまいもの味噌汁

出典:https://cookpad.com/recipe/6511204

さつまいもと麦味噌が組み合わさり、芳香な香りと甘みを味わえるでしょう。料理手順も少なく作りやすいので、家庭で手軽に取り入れられそうです。

簡単!さつまいもと白菜のお味噌汁☆九州風 by だんどり亭 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが346万品

③麦味噌とチーズのおにぎり

出典:https://cookpad.com/recipe/3768035

チーズの塩分と甘みのある麦味噌が相性抜群の焼おにぎりで、朝食にもぴったりです。七味唐辛子や山椒を抜いてアレンジにすれば、子供も一緒に楽しめるでしょう。

味噌チーズのまぁるいおにぎり by PRおすすめ特集 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが346万品

麦味噌を使ってみよう

麦味噌はカロリーや糖質が低く、様々な栄養素も豊富に含まれてことがわかりました。毎日の味噌汁に加えたり肉料理にも使用したり、日々の料理に取り入れやすいのも嬉しいですね。今回、紹介した麦味噌の作り方やレシピを参考に、ぜひ家庭で麦味噌を楽しんでみてください。

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