カレイの保存は冷凍が一番？切り身・丸ごと別のポイントや解凍のコツも紹介！
カレイの正しい保存方法を知っていますか？冷凍が日持ちするのでしょうか？今回は、カレイの〈冷蔵・冷凍〉で保存する方法を〈そのまま・切り身〉別にそれぞれ紹介します。冷凍カレイの解凍方法や、活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
カレイは、以下のような方法で下味冷凍することも可能です。
【やり方】
1.下処理を済ませたカレイの水気をよく拭き取る
2.カレイを砂糖や醤油などを混ぜ合わせた調味料に漬ける
3.カレイを調味料とともに保存袋に入れて冷凍庫で保存する
カレイを調味料に漬けて冷凍することで、醤油の塩分や砂糖の糖分によって保存性を高めることができます。下味冷凍したカレイを調理する際には、解凍後にカレイと調味料を鍋に移して火を通すだけで簡単に料理が完成します。
②カレイを氷漬けで保存する方法もある
下記のように、カレイを氷漬けにして保存する方法もおすすめです。
【やり方】
1.保存袋や容器にカレイを入れ、身がかぶる程度の水を注ぎ入れる
2.カレイと水を入れた保存袋や容器を冷凍室に入れて保存する
氷漬けにしてカレイを冷凍する場合は、下処理をしなくてもカレイを丸ごと冷凍することが可能です。カレイを水に浸けて凍らせることで、カレイの周りの空気を遮断して乾燥や酸化を防ぎ、鮮度を維持しながら保存することができます。
冷凍カレイの解凍方法
正しく冷凍保存したカレイも、解凍の方法を誤ると旨みが半減してしまいます。冷凍したカレイは、どのように解凍すれば美味しく食べられるのでしょうか。冷凍カレイの解凍の仕方や注意すべきポイントについて解説します。
①電子レンジでの解凍はNG
冷凍したカレイを電子レンジの解凍機能を使って解凍すると、加熱ムラが生じやすくなり、身から水気が出て旨みや栄養成分が流れ出る恐れがあります。電子レンジを使えば短時間で解凍できますが、カレイを美味しく食べるためにも電子レンジで解凍するのは避けてください。
②冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめ
カレイを冷蔵庫で解凍する方法は、カレイが入った保存袋を冷凍庫から出して冷蔵庫に移動させるだけです。カレイの大きさによって解凍時間は異なりますが、一般的には冷蔵庫に3時間から4時間程度置くと半解凍され、6時間以上経つと全解凍されます。
冷蔵庫で時間をかけて解凍すると、カレイの鮮度を損なわずに旨みを保ったまま解凍することができます。解凍したカレイは、なるべく早めに加熱調理をして食べてください。
③氷漬けにした場合は流水で解凍する
丸ごと氷漬けにしたカレイを冷蔵庫に移すと解凍されるまで時間がかかるため、流水を使って解凍します。流水解凍は、カレイを保存袋ごとボウルに入れてから保存袋に流水をかけて行います。下処理をせずに冷凍したカレイは、解凍後に頭部と内臓を取り出してから調理しましょう。
解凍されたかどうかはカレイの身を押せば判断することができ、好みの解凍の度合いになったら流水を止めてください。カレイの身の中心に硬さが残っていたら半解凍された状態で、身が柔らかくなっていたら完全に解凍されたサインです。
冷凍カレイの活用レシピ
冷凍したカレイは、生のカレイと同様に様々な料理に使うことができます。冷凍カレイを使ったおすすめのレシピを3品紹介します。
①冷凍カレイの煮付け
カレイの切り身を煮汁で煮込んで作る煮付けのレシピです。カレイから臭みが出ないように、解凍後はカレイの切り身から出た水気を拭いてから調理してください。煮込み時間が長くなると身が硬くなるため、短時間で煮て火を止め、半日程度置いて味を馴染ませましょう。
