メジナ(グレ)の人気レシピ13選!美味しい食べ方・料理など紹介!
【料理ブロガー監修】メジナ(グレ)はどんな魚か知っていますか?今回は、メジナの〈旬・味わい・産地〉など特徴や美味しい食べ方を、捌き方・下処理の仕方とともに紹介します。〈塩焼き・煮付け・しゃぶしゃぶ〉など、メジナの美味しい人気レシピ13選も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
メジナ(グレ)とは?
メジナは釣りをする人には良く知られている人気の魚で、比較的水深の浅い場所を回遊して暮らしています。生物上の分類はスズキ目メジナ科に当たり、日本近海でよく出回っているのはメジナとクロメジナです。今回は、メジナの生態や捌き方、美味しいレシピを紹介します。
メジナの生態・見た目など特徴
メジナは日本近海でよく釣れる魚で、地方によって呼び名が変わります。
・クシロ:静岡県伊豆周辺
・グレ:大阪、三重などの近畿地方
・クロ:下関から九州
・クロヤ:舞鶴から山口県
・チカイ:北陸地方
・クロアイ:山陰地方
・シツオ:鹿児島県
メジナの呼び名は多数あり、地域によって変わりますが、よく知られているのは関西地域で使われているグレという呼び名です。ほかにも九州地方ではクロやシツオ、山陰地方ではクロアイなどと呼ばれています。メジナは身が白い淡白な魚ですが、見た目が真っ黒いので、「クロ」がつく名前が多いです。
メジナはクロダイによく似ていると言われますが、色はクロダイよりも青緑色をしています。体高が高く、頭が少し丸いところも特徴です。
メジナの旬の時期と産地
メジナは一年中とれる魚ですが、2~6月頃に産卵期を迎えるので、脂がのり身が引き締まった秋から春先までが美味しいです。一番の旬は寒い冬の季節で、夏はやや身が柔らかくなり、匂いもきつく感じられます。旬のメジナは脂がのっていて臭みも少なく、刺身に向いています。日本近海でよくとれる魚で、北海道から沖縄まで生息地域も広いです。
しかし、比較的温暖な気候を好むので、静岡県や紀伊半島の沿岸部などでよく水揚げされます。日本海側では、山口県や石川県でも水揚げされることが多く、九州でもよくとれる魚です。
(*メジナについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
メジナの味わいや美味しい食べ方・調理法は?
メジナはスーパーで出回るよりも、釣りのターゲットになることが多い魚ですが、その味わいはどのようなものでしょうか。ここでは、メジナの味わいや美味しい食べ方、料理法などを紹介します。
メジナの味わい
メジナは淡白な白身魚で、あっさりした味わいが特徴です。ただし、夏は身が柔らかくなり、磯臭くなるので刺身には向きません。一方、冬のメジナは脂ものり、匂いやくせもなく刺身にすると絶品です。メジナの味が夏と冬で変わるのはえさの違いによる影響で、冬は海藻類を多く食べるので臭みがなくなるようです。
Twitterの口コミ
綺麗な青い瞳ですねー🐟✨
メジナは血管が黒いので、刺し身にすると見た目の色合いが華やかでない場合もあります。
でも味は素晴らしいんだよね。
クセのない、さっぱりとした白身で美味しいのです。
子供の頃もよく食べましたよ。
メジナは刺身〜煮付けまで様々な食べ方がある
メジナは淡白でくせがない魚なので、どんな調理法にもよく合います。特に旬の冬にとれたメジナは脂がのっていて旨味が強く、刺身やしゃぶしゃぶに向いています。ふっくらと柔らかい身をしているので、煮付けや塩焼き、フライなどの揚げ物にもしても美味しいです。どんな料理や味付けとも相性がよく、和食のほか洋食や中華料理にも使えます。
メジナの捌き方・下処理
メジナを釣ってきたら、以下に紹介する捌き方を参考にして、自分でも調理してみてください。
1.うろこを取る
2.胸びれ、腹びれごと頭を落とす
3.尾の方から包丁を入れて、内臓をかき出す
4.血合いなどをよく洗い流す
5.中骨に沿って包丁を入れたら、身を返して背のほうからも包丁を入れ2枚におろす
6.同様に、片身もおろしたら、腹骨をすく
メジナは捌くのが簡単で、釣り初心者でも自分で料理しやすいです。全体のうろこをよく落とし、ヒレごと頭をおろしたら腹から包丁を入れて内臓を出します。流水でよく洗い、血合いが残らないようにすれば臭みも残りません。腹からと背から、包丁を入れておろし、最後に腹骨をすけば3枚おろしの完成です。身離れもよいので、捌くのが苦手な人でも楽に捌けます。