茶碗蒸しが固まらない原因と対処法は?食べれる?リメイクレシピも紹介!
茶碗蒸しが固まらないのはなぜか知っていますか?茶碗蒸しを自宅でうまく固めるのはなかなか難しいものです。今回は、茶碗蒸しが固まらない原因・理由や、その対処法をそれぞれ紹介します。固まらない茶碗蒸しを食べれるリメイクレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
③温度は80℃〜90℃で加熱する
卵の黄身と白身はそれぞれ固まる温度が異なり、黄身は70℃白身は80℃ほどで固まります。したがって茶碗蒸しを蒸すのにちょうどいい温度は、卵の黄身と白身が固まる80℃〜90℃くらい適温です。ただし90℃より高温になると卵液にすが入るため、加熱中に温度を調整する必要があります。
最初に蒸し器を強火にかけ、しっかりと蒸気が出て温度が上がった事を確認してから茶碗蒸しを入れて蒸します。2~3分強火で蒸したらそのあとは弱火にし、高温になりすぎないように注意しながら10分程ほど蒸しましょう。また極端に火が弱すぎると卵が固まるのに時間がかかり、口当たりが悪くなるのでので高すぎず低すぎない温度にキープすることが重要です。
④具材の量を減らす
茶碗蒸しをうまく固めるには卵液と出汁の割合に加え、入れる具材の量も大きく関わってきます。具材をたくさん入れた茶碗蒸しは食材から出汁が出てうま味もアップしますが、加熱することによって具材から水分が出て卵に対して水分の割合が多くなってしまいます。すると、卵だけの力で固めることが出来なくなってしまうのです。
茶碗蒸しを作るときはあまりたくさんの具材を入れすぎず、適量でとどめるようにしましょう。
固まらない茶碗蒸しのリメイクレシピは?食べれる?
茶碗蒸しは材料の割合や火加減の調整などが難しく、コツをつかむまでは時間がかかります。作った茶碗蒸しがうまくに固まらない時、そのまま捨てるのは勿体ないと感じる人も多いでしょう。ここでは、うまく固まらない茶碗蒸しを美味しくリメイクするレシピを紹介します。
①あんかけ茶碗蒸し
ゆるく固まらなかった茶碗蒸しを皿に取り出し、和風のあんかけを絡めて食べるリメイクレシピです。絡めるあんかけは、薄めた麺つゆと片栗粉があれば簡単にすぐ作ることができます。あんかけをかけるだけでも華やかさが出て、おもてなしのレシピとしてもおすすめです。
②和風チーズオムレツ
うまく固まらなかった茶碗蒸しにピザ用チーズを加え、フライパンで焼いた和風オムレツです小さな子供でも食べやすい一品で、きのこのビタミンDはチーズに含まれるカルシウムの吸収をよくするため、美味しくカルシウム不足も補えるレシピといえるでしょう。
③エビ卵うどん
固まらない茶碗蒸しに茹でたうどんと牛乳を加えて煮込み、優しい味わいに仕上げた卵うどんです。程よい硬さの卵ととろみをつけた牛乳スープは相性が良く、体も温まるおすすめレシピです。うどんを加えることでボリュームがアップし、満足感のある一品に生まれ変わります。
茶碗蒸しを上手に使おう
茶碗蒸しを作る時は生の舞茸の使用を避けた上で卵と出汁の割合を正確に計り、温度チェックや加熱時間に気をつければ自宅でもうまく固めることができます。慣れるまではうまく固まらないことも多いですが、固まりきらなくても別の卵料理としてリメイクできるので諦めずにトライしてみてくださいね。