生パスタの正しい茹で方は?茹で時間の目安やくっつくのを防ぐコツなど紹介!
生パスタの正しい茹で方を知っていますか?茹で時間はどれくらいでしょうか?今回は、生パスタの湯で時間を<生・冷凍・手作り>の状態別や<タリアテッレ・リングイネ・ペンネ>など種類別に紹介します。生パスタを上手に茹でる下準備や茹で方のコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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生パスタの正しい茹で方は?茹で時間はどのくらい?
乾燥パスタよりもモチモチしたコシが強い食感が美味しい生パスタは、乾燥パスタと同じように料理すると、くっついたり口当たりが固くなったりと食感が悪くなってしまいます。生パスタには正しい茹で方や茹で方のコツがあるのでしょうか。今回は生パスタが美味しくなる正しい茹で方について紹介します。
(*生パスタについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
生パスタの茹で時間を【生・冷凍・手作り】別に把握しよう
生パスタは市販の生パスタ・冷凍生パスタ・手作り生パスタと種類がありますが、それぞれで茹で時間が異なります。
2人前あたり | 生麺の茹で時間目安 | 冷凍麺の茹で時間目安 | 手作り麺の茹で時間目安 |
スパゲティー | 2分 | 3分 | 2分 |
フェットチーネ | 3分 | 4分 | 3分 |
タリアテッレ | 3分 | 4分 | 3分 |
タリオリーニ | 2分 | 3分 | 2分 |
リングイネ | 3分 | 4分 | 3分 |
ペンネ | 2分 | 3分 | 2分 |
3種類のなかで最も時間がかかるのが冷凍生パスタで、次に生パスタ・手作りパスタの順になりますが、乾燥パスタと比べるとどの生パスタも茹で時間は短くなります。冷凍パスタはお湯に入れると一旦温度が下がることで茹であがりに時間がかかるので、大きめの鍋にたっぷりとお湯を入れて強火で茹でることをおすすめします。
また生パスタと手作りパスタは数秒程度の茹で時間の違いがありますが、いずれも冷凍パスタよりも比較的早く茹であがるので茹で過ぎに注意が必要です。こちらも麺を入れるとお湯の温度が下がるので、下がってもすぐに温度が戻るように強火で茹であげましょう。
生パスタの茹で時間は目安として考えよう
生パスタの茹で時間はそのパスタの太さや厚みによりさまざまなので、そのパスタに合わせた茹で時間で茹でるのがポイントです。また生パスタは乾燥パスタと違って芯がないため、歯ごたえを残したアルデンテに仕上げることは出来ません。もちもちとしたコシのある食感が特徴だということを理解しておきましょう。
なお、生パスタは茹でていると状態が変化しやすいので、プロはその状態を見極めて茹で時間を変えています。袋に記載されている目安の時間を測りながら、前後で味見をして確認するなどして丁度よい茹で加減を模索しましょう。
生パスタを上手に茹でるための下準備は?
生パスタは乾麺とは違い、短時間で茹で上がるのが特徴のパスタですが、生パスタのコシを損なわずに上手に茹でるための下準備はあるのでしょうか。次は生パスタを茹でるための下準備や茹で方について紹介します。
①大きな鍋を用意する
生パスタは乾燥パスタとは違い、水分量が多く柔らかいので茹で方を間違えるとくっつく可能性が高いパスタです。そのため茹でている間になるべく麺同士が重ならないように、お湯がたくさん入る大きな鍋を用意しましょう。また生パスタを一回で茹でる量は家庭用の鍋であれば、基本的には2人前までがおすすめです。
大きい鍋だとお湯をたくさん使うので、節約したい人やすぐに食べたい人は電子レンジを使って茹でる方法もあります。その場合はシリコンスチーマーを使うとお湯もあまり使わず短い時間で茹でることができるのでおすすめです。
②茹でる前に麺をほぐす
乾燥パスタは麺が一本一本が直線なのに対して、生パスタは柔らかいので丸めた状態で売られていることが多いです。しかし、その丸めた状態のかたまりをそのままお湯に入れてしまうと、くっつきやすい生パスタがよりくっついてしまう原因になります。
生パスタの茹で方はあらかじめ麺をほぐし、麺表面についている打ち粉をはたき落とすようにしてからお湯に入れるのが基本です。打ち粉がついていると麺同士がくっつく原因にもなるので注意してください。