パン・ド・ロデヴとは?味わい・食感など特徴は?リュスティックとの違いも紹介!
パン・ド・ロデヴはどんなパンか知っていますか?今回は、パン・ド・ロデヴの〈発祥・味わい・カロリー〉など特徴や、リュスティックとの違いを紹介します。パン・ド・ロデヴの作り方・レシピや美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
パン・ド・ロデヴの作り方・レシピ
パン・ド・ロデヴを作る際には、何の材料を揃えてどのような方法で作るのでしょうか。パン・ド・ロデヴの材料と作り方や手順を紹介します。
材料
元種の材料
・準強力粉:30g
・ライ麦粉:20g
・酵母液:44g
本生地の材料
・強力粉:90g
・準強力粉:90g
・ライ麦粉:20g
・塩:4g
・ユーロモルト:2g
作り方・手順
パン・ド・ロデヴの作り方の手順は、以下の通りです。
【作り方】
1.元種の材料の分量のうち半分を容器に入れて混ぜ、ラップで覆い暖かい場所で半日程度置いて発酵させる
2.元種が発酵したら、一度混ぜてから冷蔵室に入れておく
3.残った元種の材料と冷蔵室で保管した発酵種を混ぜて1.と同じように行い、発酵後は冷蔵室に入れて元種を完成させる
4.粉類と塩を混ぜたボウルへ水に溶かしたユーロモルト液を注ぎ入れて混ぜ、30分ほど置く
5.生地をすくって折り畳み、再度30分置く。この工程を2回繰り返す
6.生地を冷蔵室に入れ、12時間ほど寝かせる
7.冷蔵室で寝かせた生地に元種を千切りながら乗せて馴染ませ、30分置いて3回生地を折りたたむ
8.常温に置いて3時間発酵させた後、冷蔵室に入れて12時間ほど一次発酵させる
9.打ち粉を振った台に生地を乗せ、正方形に成型する
10.上下に三つ折りにしてから左右に三つ折りにし、小さめの四角形に成型する
11.キャンバスマットに移動させて二次発酵させ、生地にクープを入れて霧吹きをかける
12.予熱したオーブンで20分ほど焼いて完成
パン・ド・ロデヴを含む一般的なパンは生地を捏ねて作りますが、上記の方法で生地を寝かせながら作業すると生地がまとまっていきます。生地を折りたたむ工程では、ヘラで生地の四隅からすくい上げて伸ばしながら行ってください。とても柔らかく扱いにくい生地のため、生地を成形する際には作業台や生地に打ち粉を多めに振って作業しましょう。
パン・ド・ロデヴの美味しい食べ方
パン・ド・ロデヴは素朴な味わいのため、様々な調味料や料理に合うパンです。パン・ド・ロデヴの美味しい食べ方を紹介します。
パン・ド・ロデヴに合う調味料
パン・ド・ロデヴには、以下のような調味料との相性が良いパンです。
・バター
・ジャム
・ペースト
・フムス
パン・ド・ロデヴをトースターなどで焼いてからバターやジャムを乗せて食べると、コクや甘みが増して美味しくなります。パン・ド・ロデヴの香ばしさを味わいたい場合は、きのこやレバーなどで作ったペーストやひよこ豆で作るフムスを塗って食べるのもおすすめです。
パン・ド・ロデヴに合う料理
パン・ド・ロデヴは、以下のような料理とともに食べるのがおすすめです。
・シチュー
・スープ
・ロールキャベツ
・豚の煮物
・しらすのオイル漬け
パン・ド・ロデヴをミネストローネやクラムチャウダーなどのスープやシチューにつけて食べると、パン・ド・ロデヴの気泡が汁の旨味を吸って美味しくなるうえに柔らかい口当たりになります。
また、パン・ド・ロデヴを豚の角煮やロールキャベツのような煮物の煮汁に浸しても美味しくいただけます。オイル漬けにしたしらすを乗せるほか、小さく切ってサラダにトッピングするのもおすすめです。
パン・ド・ロデヴを食べてみよう
日本ではパン・ド・ロデヴを取り扱うパン屋は少なく、入手するのが困難なパンです。しかし、パン・ド・ロデヴを一口食べてその美味しさに夢中になる人も多いようです。運よくパン・ド・ロデヴを店頭で見かけたら、一度購入して食べてみましょう。