ウニの下処理の仕方は?殻の割り方・身の取り方の手順〜美味しい食べ方まで紹介!
殻付きウニの下処理の仕方を知っていますか?今回は、殻付きウニの正しい捌き方・内臓の取り方など下処理の仕方に加えて、ウニの殻の割り方も紹介します。殻付きウニの美味しい食べ方や、すぐ食べない場合の保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
殻付きウニの食べ方って?
既に下処理されたウニを食べることはあっても、殻付きウニの食べ方や捌き方を知らない人は多いかもしれません。自宅でも簡単に捌いたり下処理することはできるのでしょうか。ここからは、ウニの捌き方について詳しく説明するので、殻付きウニを食べるときの参考にしてみてください。
殻付きウニの捌き方・下処理の仕方は?
殻付きのウニの下処理や捌き方は難しそうと思う人も多いでしょうが、ポイントを抑えれば簡単に出来るので安心してください。ここでは、殻付きウニの捌き方、下処理の仕方を紹介します。
①ウニの口をはさみで切って取る
まずは花のような形をしているウニの口をはさみで切り取ります。ウニの殻は棘があり非常に硬いですが口の周りは少し柔らかくなっているので、はさみの先で探しましょう。口の場所がわかったらはさみで切れ込みを入れ、口よりも一回り大きめの円を描くように切ってください。
そして切った口の部分を手で引っ張るように外してください。作業をするとき、ウニの棘が指に刺さりケガをするのを防ぐために先に棘をはさみで切るのがおすすめです。
②ウニを塩水で洗いながら内臓を取り出す
次に海水と同じ2~3%程度の濃度の塩水で洗いながら、内臓を取り出してください。ウニの内臓は薄い袋状で黒色をしていて、ウニの身はオレンジ色なので簡単に見分けが付くでしょう。内臓の袋の中には水分が多く含まれているため、少しの刺激で破れて中の液体が溢れる可能性があります。
しかしピンセットや骨抜き、割りばしなどで注意して作業を行えば袋が破けることなく取り出せます。もし袋が破れてしまっても慌てずに、ウニの身が傷つかないように丁寧に取り除きましょう。
③ウニの身を水でゆすぐ
ウニの身に棘の破片や細かい汚れや、内臓がくっついている可能性があるため、最後に水でゆすぎましょう。破片や汚れをきれいに洗い流すことで、ケガの防止や臭みを緩和することに繋がる重要な作業となるので必ず行ってください。
ウニの殻の割り方は?
前項ではウニの殻を崩さない下処理の仕方を紹介しましたが、次は先に殻を割ってからウニを食べる方法を説明します。ウニの殻の割り方は以下の通りです。
【手順】
1、はさみで口の周りを二回り程度大きく切り取る
2、ウニの身がないところに切れ込みを2カ所入れる
3、両手で2つに割る
まずは、殻付きのウニの捌き方と同じようにウニの口をはさみで切り取りましょう。今回は二回り程度大きく切り取ることがポイントです。このときウニ自体を回しながらはさみを動かすと、ウニの口を中心に円を描きやすく切りやすいでしょう。そしてウニの身は5つありますが、身がないところにはさみで切れ込みを2カ所入れます。
最後に切れ込みが上下になるように両手でウニを持ち、割りましょう。ウニの身が飛び散る可能性があるので、ゆっくりと割ると良いでしょう。切れ込みが入っていることで簡単に手で割ることが出来ます。どの工程でもウニの棘には注意して、軍手をするなどケガをしないよう作業を行ってください。
殻付きウニの美味しい食べ方・ポイントは?
殻付きウニの捌き方や下処理の方法、殻の割り方を紹介しましたが美味しく食べる方法も知りたいところでしょう。ここではポイントを3つ紹介するので、ぜひ殻付きウニを食べる際の参考にしてください。