弱火とは?どれくらいの温度・火加減?IHの段階やコンロでの目安を紹介!
弱火の温度はどれくらいかを知っていますか?今回は、<IH・ガスコンロ>別の弱火の火加減や温度に加え、弱火を使う場面も紹介します。弱火ととろ火の違いや水面の様子も紹介するので参考にしてみてくださいね。弱火の火加減を理解して、上手に使いこなしましょう。
目次
弱火のIHの温度はおおよそ150度程度で、電力で表示される場合は300wから500wを目安に調節しましょう。IHの場合は弱火、中火などの火加減が表示されていることが多いので、そちらを目安に温度を調節するのもおすすめです。
ただし、IHのメーカーによって温度の上がり方などに違いがあるため、ある程度の慣れが必要になります。弱火で調理したい場合は、慣れない場合は最初はとろ火寄りの弱火で様子を見ながら温度を上げていきましょう。
弱火の温度をIHの温度段階別に比較
弱火になる温度の段階 | |
10段階IH | 3〜4 |
9段階IH | 1〜2 |
8段階IH | 1〜2 |
7段階IH | 1〜2 |
6段階IH | 1〜2 |
5段階IH | 1〜2 |
4段階IH | 1〜2 |
IHはメーカーによって温度段階の数が異なりますが、10段階のコンロを除いては弱火の段階の目安は同じようです。なお、10段階の場合には1〜2はとろ火となり、弱火よりさらに低い温度となっていることがあります。ただし、メーカーによっては1が保温、2がとろ火となっていることもあるため、取扱説明書をよく読んだ上で調理をはじめてください。
弱火を使うのはどんな時?
レシピの中で弱火の火加減は頻繁に使われますが、弱火を使うのは主にどのような時なのでしょうか。一気に火を通した方が早く仕上がるようにも感じますが、ここでは弱火にする理由も併せて紹介します。
煮込んだり中心に火を通す時
弱火はさまざまな料理に広く使われる火加減ですが、基本的には煮込んだり中心に火を通したりする時に使われます。弱火の火加減で調理する料理としては以下が代表的です。
・カレー
・煮物
・ステーキ
・薄焼き卵
・炊飯
料理を始めたばかりの人などは、火加減を強火にしたまま調理をし続けて失敗することがよくあります。強火の方が火の通りが早いように感じるかもしれませんが、中心まで火が通らなかったり表面が焦げ付いたりといった失敗につながるケースもあります。
弱火の火加減はじっくりと中まで火を通すことができるほか、仕上がりを柔らかくすることにも役立つので、レシピに弱火と記載されている場合は焦らずにじっくり加熱しましょう。
料理で弱火を使いこなそう
弱火とは、どのような火加減を表す言葉なのかを紹介しました。火加減には弱火だけでなく中火・強火・とろ火などがありますが、上手に使い分けて美味しい料理を作ってみてください。