ピーマンが腐るとどうなる?見分け方は?茶色い・しなしななど特徴別に紹介!
【結理苑監修】ピーマンが腐るとどうなるか知っていますか?今回は、<しわしわ・しなしな>など、ピーマンの状態別に腐ったか否かの見分け方やカビが生えても食べられるかなど紹介します。<赤色・茶色>などピーマンの変色についてや正しい保存方法と賞味期限の目安も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
夏野菜であるピーマンは水分量が多くシャキシャキとした食感が特徴の野菜ですが、保存状態が悪い場合や長い期間使わず保存している場合には、表面の水分が徐々に抜けてきます。水分が抜けてくると表面に張りがなくなりシワが寄ってきて柔らかい感触になります。
シワが寄った時点では食感が悪くなっている程度で食べても問題ありませんが、腐る手前の状態なので早めに食べたほうが良いでしょう。
②ピーマンに白いカビが生えている場合
ピーマンにもともとカビ菌が付いている場合、腐ると一気に白いカビが生えることがあります。ピーマンは外側の果肉よりも中側のワタや種の方が水分が多く含まれていることが原因で中側の方がカビやすく、いざ切ってみたら中がカビていたということもよくあることでしょう。この場合はカビの部分を多めに切り取ってよく洗えば食べることは可能です。
③ピーマンが赤く変色している場合
ピーマンを買ってから長い期間保存していると、緑色だった果肉が徐々に赤くなってくることがあります。この原因は腐っているわけではなく、ピーマンの完熟が原因です。完熟した状態の赤いピーマンは味も変化して甘味が増すので、サラダなどの料理で美味しく食べることができます。
(*ピーマンが赤くなる原因について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
諸橋由理子
結理苑
完熟した状態の赤いピーマンは味も変化して甘みが増します。少し加熱してサラダにしても美味しく食べることができます。
完熟した赤いピーマンは傷みやすいので早めにお召し上がりくださいね。
④ピーマンの一部が茶色に変色している場合
ピーマンは最初は緑色で完熟するにつれて赤色に変色し、やがて茶色く変色してきますが、茶色の状態は完熟を通り越して傷んでいることが原因の変化です。一部だけ茶色く変色していて他の部分に異常がない場合は食べることは可能ですが、傷んでいる状態であることに変わりはないのでカビや腐敗臭がしないか確認するようにしてください。
(*ピーマンの変色について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ピーマンの日持ちする保存方法と賞味期限
ピーマンは他の夏野菜よりも日持ちしやすい丈夫な野菜ですが、保存方法を工夫するとさらに日持ちしやすくなります。ここでは、ピーマンの日保ちする保存方法と賞味期限について紹介します。
常温で保存する場合
ピーマンを常温で保存したい時の手順は以下の通りです。
1.ピーマンを良く水で洗浄しキッチンペーパーなどで水気を取る
2.新聞紙に包む
3.直射日光の当たらない風通しの良い場所で保存する
ピーマンを常温で保存する場合の賞味期限は7日間程度と考えてください。ピーマンを常温で保存する際の最適温度は7〜10度なので気温が低い冬場は冷暗所で常温で保存することが可能ですが、気温が高い夏場は常温でのピーマンの保存は難しいと言えるでしょう。
また常温で保存する場合は新聞紙や清潔なキッチンペーパーなどに、ピーマンを1個ずつ丁寧に包むと持ちが良くなります。