ピーマンが変色した!黄色やオレンジ・赤色でもOK?茶色・黒の場合も紹介!
ピーマンが変色したという経験はありませんか?食べられるのでしょうか?今回は、<赤・オレンジ・茶色・黒・黄色>などピーマンが変色した場合に食べられるのかに加え、変色を防ぐ保存方法を紹介します。腐るとどうなるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ピーマンが変色してる…。食べられる?
緑色が鮮やかなピーマンが、保存している間にほかの色に変色してしまったという経験があるかも知れません。ピーマンは緑色のイメージがありますが、赤くなったり、黄色やオレンジ色になったりすることがあります。カラフルな色だけでなく黒や茶色に変色することもありますが、ピーマンの変色の原因や変色しない保存法などを紹介します。
ピーマンが変色しても食べられる場合や理由を紹介!
保存していたピーマンが変色しても、食べられないわけではありません。ここでは、ピーマンが変色しても食べられる場合や、変色した理由について詳しく紹介します。
①黄色・オレンジ・赤色に変色した場合
緑色のピーマンは黄色やオレンジ、赤に変色するのはピーマンが熟していくことが原因です。よく見かける緑色のピーマンは熟す前の未熟な状態で、熟す過程で黄色からオレンジ色になり、赤色に変わります。スーパーなどで赤ピーマンとして販売されているピーマンは、主に完熟したピーマンです。
果物やトマトが熟すように、赤く熟したピーマンは緑色の未熟なピーマンよりも苦味が少なく甘味が強くなります。ただし、赤くなったピーマンは長持ちしないのであまり流通せず、一般的に日持ちのよい緑色のピーマンが出回ります。
(*赤色のピーマンについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②種だけが黒く変色している場合
ピーマンは種の部分から劣化が進む野菜で、成熟するにつれて種の色が変色します。ピーマンの種は新鮮な時はクリーム色に近い黄色ですが、次第に茶色に変わり、劣化が進むと黒に変色します。ただし、種だけが黒くなっている場合は果肉までは劣化が進んでいません。種やワタを取り除けば、果肉部分は通常通り食べられます。
しかし、種が黒いピーマンの表面がしわになりハリがなくなっている時は、劣化が進んでいるため、早めに食べきることが大切です。
③黒あざ果という病気で黒い場合
新鮮なピーマンでも表面が黒く変色している場合は、黒あざ果という病気です。黒あざ果はアントシアン果、黒あざ症などと呼ばれる病気で、植物色素のアントシアニンが表面に発生する生理現象です。これは、高温あるいは低温や乾燥、紫外線による強い光を受けた場合などのストレスにより発生します。
収穫の遅れや、水不足・肥料不足など様々な成育中のストレスにより、紫外線から身を守るためアントシアニンを日があたる場所に集めて変色する病気ですが、食べる分には問題ありません。緑色のピーマンが黒ずんで見えると傷んでいるように感じますが、味や品質に問題はないため安心して食べられます。
(*ピーマンの方面が黒い場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ピーマンが腐るとどうなる?食べられない場合とは?
緑色のピーマンは変色しても食べられる場合が多いですが、中には腐っていて食べられない場合もあります。ピーマンが腐った場合に見られる特徴は、以下の通りです。
・茶色に変色する
・茶色の汁が出て溶けている
・種が黒く変色する
・カビが生えている
・酸っぱい匂いがする
・生ごみのような腐敗臭がある
・ピーマンの香りがなく変な味がする
ピーマンは種から劣化が進むため、種が黒くなっている物は鮮度が落ちています。種が黒いだけであれば食べられますが、表面にカビが生えたり、茶色く変色している場合が腐っている場合が多いです。
また、酸っぱい匂いや生ごみのような腐敗臭があり、変色した部分が溶けている場合も腐っているので食べられません。食べてもピーマン独特の香りがなく、気づかずに調理してもいつもと違う味になります。
(*腐ったピーマンについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)