塩辛は賞味期限切れでも食べれる？腐るとどうなる？未開封・開封後別に紹介！

塩辛は、魚介類の身や内臓を塩漬けして発酵させたもので、味が濃くご飯のお供としても人気です。中でも、スルメイカの胴やワタを使って作るイカの塩辛は人気が高く、自宅で手作りすることもできます。今回は塩辛の賞味期限はどのくらいなのか、賞味期限が切れたものは食べられるのかなどについて紹介します。

塩辛の賞味期限は、どのくらいなのでしょうか。ここでは、塩辛の賞味期限を未開封・開封後・手作りに分けて紹介します。また、メーカーから販売されているイカの塩辛の賞味期限についても比較して紹介するので参考にしてみてください。

上記は、塩辛の賞味期限を未開封・開封後など状態別に比較したものです。塩辛は発酵食品なので、未開封の場合は日持ちさせることができます。しかし、開封してしまうと傷みやすくなり、1週間程度の賞味期限になっているようです。

手作りの場合は、保存料などを使わないため賞味期限が短くなります。手作りで賞味期限を長くしたい場合は、塩分濃度を濃くして作るのがおすすめです。

上記は、イカの塩辛を販売しているメーカーの賞味期限の目安を表したものです。それぞれのメーカーによって製法などが異なるため、賞味期限の目安もさまざまとなっています。

上記以外にも田子丸というメーカーが販売しているかつおの塩辛があり、賞味期限の表示は製造から6ヶ月となっているものの10年経っても食べることができるとメーカー側が謳っています。賞味期限切れの商品を食べるのはあくまでも個人での判断にはなるものの、熟成させると美味しいそうなので、試してみるのも良いでしょう。

塩辛は、長くても1年程度の賞味期限となっていますが、賞味期限を切れたらすぐに食べられなくなるのでしょうか。ここでは、賞味期限の定義と賞味期限が切れた塩辛がいつまで食べられるのかについて紹介していきます。

賞味期限は、未開封のまま保存していた場合に品質を保ち美味しく食べられる期間として定められているものです。食品メーカーが国のガイドラインに沿って、安全に食べることのできる期間に1未満の安全係数を掛けて期間を算出しています。消費期限は安全性の保証期間なので過ぎたら食べられませんが、賞味期限の場合は多少過ぎても問題なく食べることができます。

前述した通り塩辛に表示されている賞味期限は、安全に美味しく食べられることのできる期間を意味するものなので、賞味期限が切れていても腐っていなければ食べることが可能です。また、1未満の安全係数を掛けて期間を算出しているため、実際よりも短めの期間が表示されています。そのため数日程度であれば期限を過ぎても問題ない場合がほとんどです。

ただし、開封済みの場合は雑菌が付着している可能性もあるので、開封した後に賞味期限が切れた塩辛は避けるのが無難です。また、未開封のものでも保存状態が悪ければ、腐ってしまっていることもあります。中身をよく確認し、腐っていないと判断できた場合のみ自己責任で食べるようにしてください。